農業大好き!カンボジア帰りの農業女子ザッキーが新境地を開拓レポートVol.4
こんにちは!楽天農業株式会社の中崎志保(なかざきしほ)です。比較的暖かいと言われる静岡農場でも朝晩は0℃に迫る寒さで、体を動かさないと凍えそうです。朝は畑の霜柱を踏むのがささやかな楽しみになりました。
みんなでサツマイモ掘り
秋の風物詩、サツマイモ掘り!といっても、芋掘り大会のようなのどかな雰囲気ではなく、トラクターを使って一気にサツマイモを掘り返し、それを拾い集めるスタイルです。
そんな慌ただしい収穫中でも、6月から育て続けてきた成果を直接感じられると、思わず笑みがこぼれます。
怒涛のブロッコリー&カリフラワー収穫
暑い時期に定植したブロッコリーとカリフラワーも、あっという間に収穫を迎えました!
皆それぞれ使いやすい包丁を使い、腰につけたカゴに次々と収穫物を入れていきます。広い圃場だと畝が100本以上あるので、1日に20,000歩以上歩くことも!
なるべく野菜が傷まないように、空がまだ暗いうちから収穫を始め、お昼ごろには保冷車で輸送しています。消費者の皆様に美味しい野菜が届いていれば幸いです♪
ビーツ栽培に悪戦苦闘
実はまだ食べたことがないビーツの栽培に初挑戦!意気揚々と栽培し始めましたが、発芽せず…。
いろいろ調べて再チャレンジした時は、発芽したものの、すぐに虫に食べられてしまい、全滅(泣)
その後も失敗を繰り返し、やっと写真のようなちゃんとしたビーツが育ち始めました!収穫するまでまだまだ油断はできませんが、一安心です。
バリエーション豊富なレタス
一口にレタス栽培といってもその中身は複雑なんです。
畑に【種を蒔くパターン】と【苗を植えるパターン】があったり、栽培時期や成長の早さなどの特性を生かして15種類以上もの品種を使い分けたり、年間を通して常に野菜を供給できるように細心の注意を払って栽培しています。
もちろん、計画通りにいかないこともしばしばあり、その度に代替案を作るのは難しいですが、臨機応変に対応している先輩方をみて日々学んでいます!
元気いっぱいのダイコン収穫
順調に育ってきたダイコンは無事に収穫まで漕ぎつけました。当初の予想以上に大きく太ったダイコンはなかなかの重量感で運ぶのは大変!でもその重みすら嬉しく感じられます。
根菜類は土の中で育つので成長具合が見えず、実際に収穫するまでどれくらい大きくなっているのか分からないのでドキドキしますが、今回はとても良い結果でした♪
ぐんぐん成長!大原女
「大原女(おはらめ)」とは結球しない小ぶりな白菜の品種です。
1mmあるかないかの小さな種で、蒔いている時はちゃんと育つのか不安でしたが、ちょっと目を離している間に急激に大きくなっていたりするので驚きました!
少し虫に食べられたりしましたが、たくましく成長して気づけば収穫目前です。一般的な白菜よりも小さくて使い勝手が良いのも嬉しいポイントですね♪
カンボジア人が静岡農場に、来た!
まさかのカンボジア人と一緒に日本で働くことが早々に実現!日本に働きに来ているカンボジア人が静岡農場で働いてくれることになりました。
約2年ぶりにクメール語に囲まれて過ごし、懐かしい地名などを聞けて普段以上に楽しく仕事ができました。
初日から積極的に話しかけてくれるカンボジア人の皆さまのおかげで、作業もスムーズに進みました。
近所のアスレチックで大はしゃぎ☆
この前の休日は三島スカイウォークに遊びに行きました。森の中にアスレチックでスリルを味わったり、フクロウとふれあったりして楽しかったです。
仕事でも散々体を動かしているのに、休みの日までアスレチックに行くというエネルギーには自分でもちょっとびっくりします。
これから静岡農場は各種野菜の収穫と次の作付けをする予定です。相変わらず忙しい日々になりそうですが、能動的に判断して作業を進めていけるように、先輩方の背中からたくさん学ばせていただきます。
野菜と共に自分自身も成長していけるように引き続きがんばっていきますので、温かく見守っていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
- 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。