【沖縄特集】いっぺーまーさん（すごくおいしい！） Farm to Table Vol.37

沖縄県来間島　楽園の果実

沖縄県宮古島と橋でつながる離島来間島（くりまじま）で、有機JAS認証のマンゴー作りに取り組んでいます。有機マンゴー歴22年のベテラン農家です。昨年は「今まで食べたマンゴーの中で一番美味しかった！」「こんなに美味しいマンゴーを食べたのは初めて！」との声が多数！ 今年も美味しいマンゴーを届けます。

自然環境に近い状態で栽培することにこだわり、マンゴーの木が植わっているハウスの中はたくさんの蜘蛛の巣や野鳥の巣があるのが当たり前。マンゴーの実を守るために一つ一つ手作業で袋をかけます。その数は約3万個だとか！「いつまでも自然の美しい来間島であってほしい」「子供たちが安心して食べられるものを作っていきたい」その想いから有機栽培にたどり着きました。

有機栽培のマンゴーはただ甘いだけではなく、風味と酸味のバランスが絶妙で、後味もさっぱりとしています。平成22年には宮古島の第1回マンゴーコンテストで1位に選ばれました。おすすめの食べ方はバナナのように皮を剥き、丸ごと贅沢にかぶりつくスタイル！美味しさお墨付きの楽園の果実の極上有機マンゴーを是非ご賞味ください。

アーウィン
アップルマンゴーとも呼ばれるポピュラーな品種。果汁が多く、熟すと芳醇な甘い香りがする。果皮の色は真っ赤。

夏小紅（なつこべに）
沖縄ブランドの新品種マンゴー。平均糖度が18度なのにさっぱり感のある
甘さが特徴。凍らせてアイスのようにするのもおすすめ。丸みがあり、熟すと果皮の色は黄色～薄紅色になる。

キーツ
重さ約500ｇ～1.5㎏の大きなマンゴー。その大きさはなんと店頭でよく見かけるアップルマンゴーの約2倍！
繊維質が少ないなめらかな食感と、濃厚なのにえぐみがないまろやかな味が特徴。果皮の色は薄いグリーンで、果肉は濃いオレンジ色。
成熟の見極めが難しく「幻のマンゴー」と呼ばれることも。

沖縄県宮古島　すなかわ果樹園

減農薬と有機肥料にこだわり、宮古島でライチやスターフルーツなどの南国フルーツを栽培しています。自然にも人にも優しい農法の秘密は「にがり」と「糖蜜」。防虫対策に使うにがりは宮古島の海水から、有機肥料として使う糖蜜は宮古島のサトウキビからと自然のめぐみ由来で安全安心。毎年ある程度の作物が虫や鳥の被害を受けてしまいますが、安全な証と考えて宮古島の環境を想ったやさしいこだわり農法を続けています。

生のライチの外皮は可愛いピンク色。ライチは冷凍すると茶色に変色してしまうので、このピンク色こそが「生」の証なんです。ピンク色の国産生ライチを知ってほしいという想いから、すなかわ果樹園のライチは枝付きでお届けします。国産だからできる完熟朝どりでお届けする生ライチを是非お試しください。

黒葉（くろば）
表面のゴツゴツとした硬い皮をむくと、半透明の白くなめらかな実が飛び出し、豊かな香りが感じられます。黒葉は滴る果汁と甘さ、香りの絶妙なバランスが特徴。

玉荷苞（ぎょっかほう）
ライチの中でも「玉荷包」は実が大きく種が小さく食べ応え十分。皮をむくと滴るジューシーな果汁、プリッと弾む肉厚の果肉はコクのある濃い風味と強い甘さです。

農家の日常　by すなかわ果樹園
農家のリラックスタイム

手作りのドラム缶ピザ窯を使って、家族でピザ作り♪
畑で植えているトマトやバジル、搾ったハチミツ等をその場でトッピング出来るのは農家ならではの楽しみ方だと思います。燃料はその辺りに落ちているライチの枯枝等を使えるのがありがたい！生地は表面パリッと中はふっくら、チーズはとろーり、薪の香りもついて香ばしくて美味しいです。

農家のイチオシ本
月と農業―中南米農民の有機農法と暮らしの技術―
著：ハイロ・レストレポ・リベラ　訳：近藤恵美
出版社：農山漁村文化協会

ラテンアメリカの伝統的な農法を紹介している本。タイトルの通り月が動植物に与える影響などを図や絵などを用いて分かりやすく解説しています。
沖縄は昔から旧暦で農業をしていたという事もあり、この本で提唱されている農業方法に共感しました。絵が多く読みやすいと思いますので、是非読んでみて欲しい一冊です。家庭菜園などでも役に立つと思いますよ。

次回はどんな人からのメッセージがあなたのもとに届くのか、お楽しみに！


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