サツマイモ収穫の季節 in 御殿場 Farm to Table Vol.61
楽天農業のオーガニック野菜は、農場を感じる季節のお便り「Farm to Table」を添えてお届けしています。地球にもあなたにもやさしい野菜を。今回は2023年11月1日号の一部をご紹介します。
畑だより
10月上旬、静岡御殿場農場でのサツマイモ収穫現場に、ニューフェースがいました。独立希望者として9月に入社した長田真(ながたまこと:写真左)さんです。飲食店勤務の中、食材である野菜を自分で実際に作りたいと思い、3年前から埼玉で露地野菜を栽培する農業法人に入社し、キャベツ、ブロッコリーやトウモロコシなどを担当してきました。隣にいる3月入社の小山挙士郎(こやまけんしろう:写真右)さんと野瀬太誠(のせたいせい:写真中央)さんは、「私たちは長田さんに学ぶこといっぱいありますよね」と、謙虚な姿勢を見せています。
半年前に入社したばかりの頃は「とにかくやり方を覚えるのに精いっぱい」と語っていた二人でしたが、今はもうすでに現場のまとめ役になっています。収穫の仕方、休憩時間、次の作業への転換など、10人ほどのスタッフにしっかりと指示を出し、収穫作業を順調に導いています。サツマイモは二人にとってすべての栽培ステップを経験した初めての作物なのに、現場の舵取りになるのは不安ではないかと尋ねてみたら、「いろんな作業を経験させてもらって、大型機械を触る機会も多くてよかったです」と、ポジティブに捉えています。新しいことばかり経験する中、大型特殊免許の資格を取る予定を立てたり、二人は独立に向けて突っ走っています。
御殿場の冬は来るのが早いだけではなく、2月まで一面の銀世界が広がることがよくあります。サツマイモの収穫を終えて雪が降り始める12月までに、年内最後の収穫作業である里芋収穫を終わらせるために、御殿場農場の皆さんは駆け足です。
契約農家「NPO法人農音」愛媛県松山市中島
愛媛県松山市中島
NPO法人農音
農業と移住支援で地域を結ぶNPO
「中島」が誇る、さまざまな柑橘
20代の頃、関東からより等身大でよりリアルに生活を感じられそうな環境や仕事を探して愛媛県中島にやってきた代表の田中祐樹さん。自分と同じような思いを持って都市圏から移住を希望をしている人の入り口になればと柑橘栽培の他に島の移住サポートをしています。
まずは中島での暮らしを知ってもらい、住居や仕事探しの手伝いを行っています。
中島は「みかん花香る島」とも呼ばれてきた柑橘栽培の有名な島です。
中島で栽培する柑橘は、瀬戸内海の潮風がもたらすミネラル成分がたっぷり詰まった濃厚な味わいです。10〜5月の柑橘シーズンはほぼ毎日、様々な柑橘を全国のお客様にお届けしています。
トリレモン!?
現在栽培中のレモンですが、畑に鶏を放し飼いする新しい栽培にも挑戦しています。
鶏の餌には残渣や米糠、イノシシ肉、魚など栄養が豊富なものを与えているので鶏糞もいい肥料になります。また、鶏を放し飼いすることで草を食べてくれたり、歩いたところは雑草が生えにくくなるので、草刈りの手間も軽減され、環境にも優しく持続可能な農業を実践しています。数年後には商品として出荷予定の「トリレモン(仮)」ですが、田中さんと鶏たちが作るレモンのお味も楽しみです♪
STAFF's PICKS「この季節は、やっぱりスープ」
冬の足音が聞こえてきました。
晩ごはんに毎日必ず違うスープが登場する実家では、冬になるとクリーム系のスープが食卓の常連。その習慣が身について、一人暮らしの今でも飲みたくなる事がありますが、ズボラ飯を求めてしまいがちの私にとって、この商品の発売はまさに朗報です。
かぼちゃ、にんじん、ブロッコリー三種類があり、どの種類も有機野菜の風味と、牛乳の優しい味がよく調和していて、野菜食べている感覚がしながらもちゃんと美味しい!
忙しい冬に備えて、たくさんストックすると決めました。
次回はどんな人からのメッセージがあなたのもとに届くのか、お楽しみに!
★最新号はリーフレットとして、商品をご購入の方に同梱させていただいております。商品は以下のボタンよりご覧ください。
- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
- 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。