夏まで、歩一歩と。 Farm to Table Vol.36
楽天農業のオーガニック野菜は、農場を感じる季節のお便り「Farm to Table」を添えてお届けしています。地球にもあなたにもやさしい野菜を。今回は2022年5月16日号の一部をご紹介します。
畑だより
おまかせ野菜セット担当の静岡伊豆農場に、夏野菜の作付時期がやって来ました。今日はナスとズッキーニの定植と、オクラの種まき。ズッキーニは黄色の「ゼルダジャッロ」と緑色の「ゼルダゼロ」の二品種を植えますが、みなさん黄色のズッキーニを食べたことがありますか?去年友達に自社の野菜セットを送ったら、初めて黄色のズッキーニ食べた!甘い!という嬉しいメッセージをもらったんです。ささやかだけど、野菜をお届けすることの幸せだなと感じました。
ズッキーニの株間(かぶま)をメジャーできちんと測って、1メートルおきに穴を開きます。パッと見ても何が植わってるのかを分かるように、定植の品種と株数をガムテープに直接記録しています。野菜は見た目が似ていても、実際は想像以上にたくさん品種があるんです。ガムテープに書いてある「とろーり旨なす」は、普段スーパーであまり見かけない白いナスなんですよ!初めて挑戦する品種なので、みなさんよりワクワクしているかもしれません!
小雨だった今日なんですが、気まぐれな空に全部任せてはいけないので、苗と種を入れたらちゃんと潅水しました。みなさんの食卓に色鮮やかな野菜をお届けできる夏まで、歩一歩と、野菜たちと丁寧に向き合います。
契約農家「たきぐちファーム」山形県天童市
山形県天童市 たきぐちファーム
心を尽くして育てる佐藤錦に、
助っ人ならぬ助っ蜂!
──滝口征司さん
さくらんぼの場合、雌しべに花粉がつけば受粉して結実しますが、佐藤錦は同じ木の花粉では受粉せず、実がなりません。たきぐちファームでは、「マメコバチ」が体に別の木の花粉をつけて花から花を飛び回ることで、佐藤錦の受粉を手伝ってくれます。
うちの佐藤錦は、有機の堆肥と地力に化学肥料を組み合わせて、食味を引き出します。アミノ酸系の酒粕、米ぬかの微生物肥料を併用することで、自慢の味に仕上げています。
自然の力をたくさん借りて大切に育てており、かわいい孫のような存在なので、特注の発砲スチロールにいれて大切にお届けします!どうぞ召し上がってみてください!
次回はどんな人からのメッセージがあなたのもとに届くのか、お楽しみに!
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