楽天が環境省より「エコ・ファースト企業」に認定されました
楽天グループ株式会社は環境省の「エコ・ファースト制度」において2020年10月21日に「エコ・ファースト企業」に認定されました。今回は楽天の「エコ・ファーストの約束」と楽天ファームの取り組みをレポートします。
「エコ・ファースト制度」とは?
環境の分野において「先進的、独自的でかつ業界をリードする事業活動」を行っている企業(業界における環境先進企業)であることを環境大臣が認定する制度です。楽天は今回の認定取得にあたり、自社の環境保全活動に関する各種取り組みを、「エコ・ファーストの約束」として環境大臣に約束しました。
楽天グループとして、「楽天ファーム」はサステナブルなオーガニック農業の普及に取り組んでいます。
楽天における各種取り組みとして、「楽天市場」では、お客様が購入した商品を配送する際に発生する温室効果ガスを削減するため、再配達を抑止する受け取り専用ロッカー「楽天BOX」を提供しています。また、持続可能性に関する国際認証を取得した商品を中心に取り揃えた「楽天市場」内のウェブサイト「EARTH MALL with Rakuten」などを通じ、持続可能なライフスタイルをサポートするお買い物の機会を消費者に提供しています。
そして、農業サービスの「楽天ファーム」では、自然環境への負荷を低減したサステナブルなオーガニック農業の普及に取り組み、その活動を通じて地域循環共生圏づくりや環境保全を推進します。
「エコ・ファーストの約束」として「楽天ファーム」が取り組んでいることは?
オーガニック農業推進による、持続可能な社会と地域循環共生圏づくりを目指して
持続可能で地球環境にやさしいオーガニック食品を日常生活に取り入れるための環境づくりとなる事業を積極的に推進し、国民が生活の中でサステナビリティに貢献できる座組を構築・提供することで、日本国内の各地域で循環共生型社会を構築することに貢献します。
また、持続可能で地球環境にやさしいオーガニック農業を担う有機農業者の方々のサポートを推進し、脱炭素社会の実現と生物多様性の保全推進に取り組んでいきます。
<楽天ファームの取り組み>
- オーガニック定期便事業を推進し、お客様がインターネットを通じて、簡単に農家の方々と交流を深めたり、オーガニック食品を直接手に入れやすくする環境づくりを推進します。
- 農業支援サービスや自社加工工場をはじめ、様々な形で販路を提供し、国内の有機農業者の方々を支える仕組みづくりをしていきます。
- 農業機械のシェアリング、農業資材の共同購入によるコストカットなど、オーガニック農業者の方々の負担削減に取り組みます。
- 肥料の使用量自体も削減し、肥料由来の硝酸態窒素の環境水中への排出を減らす農法に取り組むとともに、その農法を習得した農家を地域へ輩出していきます。
空気・土・水等の環境保全
オーガニック農業を中心とした持続可能型農業を推進することで、空気・土・水を清浄かつ豊かに保ち、生物多様性の保全を推進し、各地域における環境・社会・経済の課題を複合的に解決へと導くことで、地域循環共生圏を構築していきます。
肥料の使用量自体も削減し、肥料由来の硝酸態窒素の環境水中への排出を減らす農法に取り組むとともに、その農法を習得した農家を地域へ輩出していきます。
関連資料:「エコ・ファーストの約束」の「4.オーガニック農業推進による持続可能な社会と地域循環共生圏づくり」、「5.空気・土・水等の環境保全」より
- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
- 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。