EVERYDAY 検査 Farm to Table Vol.43

こんにちは。入社2年目！品質管理課1年目の若杉有紀です！
今は品質管理課で勤務していますが、入社1年目は冷凍工場に勤務していました。冷凍工場では野菜が工場に届いてから、商品が出来るまでの工程全てが初めての経験で、目まぐるしい毎日を送っていました。そんな中、品質管理課から一緒に仕事をしてみないかとお声がかかり、また新たな視点から野菜や商品に関われると思い転属を決意しました。

品質管理課の全ての仕事が製品への安全性へ繋がる重要な仕事です。万が一、小さなミスに気づけなかった場合、大きな問題となってしまうこともあるので緊張感を持って仕事に取り組んでいます。工場で勤務していた経験のおかげで、工場作業者の立場に立って物事も考えられることが私の強みかと思っています。

そして、みなさんに安全な商品を届けるまでにとても多くの人が携わっているのだということを改めて感じることができました。
その一員として、これからも精進していこうと思います。

■微生物検査
食品の安全性を確認するために、食中毒を引き起こす微生物の有無や衛生状態の確認のために菌数を調べる。検査の項目は一般生菌、大腸菌、大腸菌群、黄色ブドウ球菌の4種類。

□この作業の面白さ！
見た目が同じに見えるサラダでも、製造工程、例えば野菜の洗浄１つとっても、洗い方の違いで菌数が変わってきますし、決められた製造工程で作られているのかの確認もできます。菌数に差が出ていると、なぜそういう結果になったのかなどを考えさせられる作業だからです。

■品質管理課の相棒：クリーンベンチ
微生物検査の際に使用。ホコリやごみ、浮遊微生物などの混入を防ぐために一定の清浄度レベルになるように管理された作業台。クリーンベンチも含め検査に使う機械や、検査室の掃除も毎日しっかり行います！

ライター：若杉 有紀（わかすぎ ゆき）
長崎県出身。将来は九州の農業活性化のために尽力したい。

香川県まんのう町
ベッティムファーム

約150年続く伝統果実を受け継ぐ若者たち

香川県まんのう町羽間地区で約150年間作り続けられてきた「はざまいちじく」は生産者の高齢化により、その伝統が途絶えようとしていました。
そんなはざまいちじくと出会った篠原仁一朗さんは、師匠である白川訓弘氏からその伝統を引き継ぎ、BettimFarm（ベッティムファーム）を立ち上げます。平均年齢25歳の仲間と共にはざまいちじくの栽培に取り組み、今年が就農3年目です。

皮が薄く丸ごと食べられ、糖度20度に到達することもある甘酸っぱさとねっとりとした食感は生産者が「日本一うまい」と太鼓判を押すほど！

体育会系の明るさを備える個性輝くチームで「かっこいい農業」を目指し、次の世代をリードしたいと言う篠原さんたちはまさに「時代に先駆ける※」若手農家。
彼らが作る「はざまいちじく」を是非お試しください。
※社名「Bettim」は「Before the times」というフレーズから

次回はどんな人からのメッセージがあなたのもとに届くのか、お楽しみに！


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