わっ!わっ!わっ!笑顔つながる、さつまいもFarm to Table Vol.6
楽天農業のオーガニック野菜は、農場を感じる季節のお便り「Farm to Table」を添えてお届けしています。地球にもあなたにもやさしい野菜を。今回は2021年2月16日号の一部をご紹介します。
畑だより
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。新年あけてもう2か月が過ぎようとしているのかと、なんだか少し焦ったりもします。冬の間は、1年間の出荷のスケジュールを計画したり、普段はなかなかできない研修が有ったりと、冬ならではの過ごし方を農場のメンバーはします。
そんな中、新しい圃場を借りることになるかもしれないとの事で、先日農場のメンバーと見に行きました。田舎の集落の住宅地の横にあり、以前は皆さんで畑をされていたようです。一部の平坦な場所では今も野菜を自家用に作っていらっしゃるようでしたが、後の広い山沿いの敷地は草刈りだけされていて、何も使用していないとの事でした。お借りできる予定の敷地の中にはお墓もあり、またヤマブキが沢山自生しているところが有ったりと、生活に密着していたことを物語る姿も残されていました。じゃあ何故今は使用されないのか。
地域によっていろいろ理由はあるので、一概には言えませんが、耕されなくなった畑や田んぼを、一般的には耕作放棄地と呼びます。ある時急に耕作されなくなったというよりも、最初は少しづつ耕作面積が減り、耕作されなくなったら草刈りだけはしていても、その後草刈りも手入れもされなくなり、最終的には誰も畑や田んぼに行かなくなって耕作放棄地となり、今度は少しづつ周りの畑や田んぼも耕作放棄地となっていくのがほとんどです。耕作放棄地は社会問題にもなっていますが、問題はとても複雑で多岐にわたります。
今回お声がけ頂いた農地は、耕作放棄地ではありません。農地をお借りするというのは、ただ単に耕作して野菜を作るという事ではなくて、大切な地元の方達の農地を、大切な思いと共に引き継ぐという役割があります。「最初に作るのは芋かな?」なんて話をしながら、春の訪れとともに、未来の畑を思い描きます。
ピックアップ野菜「サツマイモ」
みなさんに人気のサツマイモはいろんな特徴を持った種類があるので、是非食べ比べてみてくださいね。サツマイモは掘りたてよりも1~2か月常温(15°C前後)で保存しておくと、熟成して甘みがましてさらに美味しくなります。寒い所が苦手なので、冷蔵庫には入れないでくださいね。
季節の野菜レシピ
今回のレシピは「ひとくちサイズでかわいい簡単スイートポテト」です。
定番スイートポテトもキューブ状にするだけでかわいい!固めに種をつくると成型しやすいそうです。
詳しい作り方はこちら(楽天レシピ)でご覧ください。
さて、次回は畑にも人間と同じように、個性がある?!というお話を少し。お楽しみに!
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- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
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