指でプチっと割って食べる新感覚一口キウイ!貫く信念が生む“妥協ない美味しさ”は世界へ羽ばたく

指でプチっと割って食べる新感覚一口キウイ!貫く信念が生む“妥協ない美味しさ”は世界へ羽ばたく
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最終更新日:2023.12.22 公開日:2022.09.22

国内では珍しいキウイ専業農家であるキウイバードグループの代表:島田満沖(しまだみつおき)さん。島田さんと営業担当の国重剛(くにしげつよし)さんが語る今までの歩みには、一貫した信念と不断の努力がありました。

目次

二度の転機とキウイフルーツとの出会い

二度の転機とキウイフルーツとの出会い

――「国産キウイフルーツ」って珍しいですよね?
島田さん:他の果樹と複合的にキウイフルーツ(以下、キウイ)を作られている農家さんはいらっしゃいますが、僕の知る限りだと国内のキウイ専業農家は全国で10人ほどしかいないと思います。
「キウイバードグループ(以下、キウイバード)」は、日本では珍しいキウイ専業の農業生産法人です。

行政と協力して新品種キウイの開発にも携わっています。また、現在は新規就農者の育成にも取り組んでいます。

――なぜキウイを作ることに?
高校の園芸科果樹コースを卒業後、最初は飲料メーカーの営業マンとして働きました。
僕は、香川県のビワ農家の3代目として生まれたのですが、当時父がまだ若かったこともあり、すぐに農業というわけではなかったんです。

営業マンとして四国で2位の営業成績もあげたのですが、過労で倒れてしまい、次はクレーン免許を取得してオペレーターとして働きました。
そして、27歳の時にクレーン会社を立ち上げるんです。

――農業ではなく、最初はクレーン会社を?
はい。でも、さあこれからというときに親父が倒れたんです。28歳の時でした。
これが僕にとって一つ目の大きな転機になったと思います。これからどうしようかと女房に相談したところ、「あなたの好きにすれば良い、ついて行きます。」と言ってくれたので実家に戻ることにしました。

親父は奇跡的に助かったのですが、一度倒れた親父に農業をさせるわけにもいかず、僕が農業をすることになりました。
当時、親父から給料を受け取る形で働いていたのですが、ある時給料が減ったんです。
親父に経営状況を聞いてみると右肩下がりだと告げられました。そこで、ビワに代わる作物はないか、何か複合的に作れないかと僕の試験場通いが始まったんです。これが二つ目の転機になったと思います。

二度の転機とキウイフルーツとの出会い

――そこでキウイと出会うんですね?
はい。試験場で偶然出会ったのが、後に香緑(こうりょく)となるキウイの原種でした。当時みかんの価格が大暴落したことを受け、代わる作物をと香川県で品種開発されたものです。キウイ自体まだメジャーではない時代でした。

そのキウイを試食する機会がありました。これがすごく美味しかったんですよ。しかし、キウイを作ることに対して親父の承諾をすぐに得ることはできず、借地での試作から始まりました。
キウイが実った年、正月に親戚縁者を集めて、僕が作ったキウイの試食会をしました。皆美味しいと言ってくれたのですが、親父はやはり「キウイはいかん!」と、大喧嘩になりました。

――お父様はなぜ反対を?
売れるか分からないもの、皆が作っていないものを作ってやっていけるはずがないと言われましたね。僕は机を思いっきり叩いて「お前のコピーになりとうないんじゃ!」と吐き捨て席を立ちました。もう農業辞めよう、家を出ていこうと女房に言い、自室に戻り荷造りを始めたんです。

僕の意志の強さ、決心が親には見てとれたのだと思います。
しばらくすると親父に呼び出されました。行ってみると、机には通帳と印鑑と権利書がありした。
「全てお前に任せる」、そう言われたのが29歳の正月の時でした。
二度の転機を経て香緑というキウイと出会い、やがて自作地の全てがキウイ畑となりました。

「1番」のキウイたちを食べ比べてみて!

「1番」のキウイたちを食べ比べてみて!さぬきゴールド

――キウイのご紹介をお願いします。
島田さん:今回楽天ファームで販売するのは「さぬきゴールド」、「香緑」、「さぬきキウイっこ」の3品種のキウイです。

さぬきゴールドは“世界最大のキウイ”です。
1個当たり平均180gほどになり、一般的なグリーンキウイ約90gと比較すると約2倍の大きさです。

今までで一番大きかったものだと1個当たり380gのものもありました。大きめの梨くらいの大きさでしたね。
名前の通り鮮やかな黄金色の果肉で、酸味が少なく滑らかな食感のゴールドキウイです。

「1番」のキウイたちを食べ比べてみて!香緑

香緑は、俵型の外観と濃いエメラルドグリーンの果肉を持つグリーンキウイです。国産のオリジナルキウイとして初めて登録された品種です。

一般的なグリーンキウイより糖度が高くジューシーな味わいです。肉を柔らかくする酵素も一般的なキウイより多く含むため、肉料理に使うのもおすすめです。

さぬきキウイ

――このキウイは小さくて可愛いですね!
さぬきキウイっこは、“世界最小のキウイ”です。
香川県と香川大学が共同研究に取り組み、2014年に誕生しました。最大の特徴はその大きさです。なんと1個当たりの重さが約50gと一般的なキウイの半分程度しかない、一口サイズの可愛いキウイなんですよ。

糖度が17~20度と一般的に流通するキウイと比べて非常に高く、甘さが自慢のキウイです。
世界で「1番」大きいキウイ「さぬきゴールド」、世界で「1番」小さいキウイ「さぬきキウイっこ」、国産「第1号」のオリジナル品種「香緑」、3つの「1」が並んだキウイバード自慢のキウイたちです。

指で割って食べる新感覚「さぬきキウイっこ」

指で割って食べる新感覚「さぬきキウイっこ」

――食べ方にポイントはありますか?
国重さん:はい、さぬきキウイっこの手軽な食べ方をお教えしますね。
一般的なキウイは包丁でカットすると思いますが、さぬきキウイっこは指でパカッと半分に割り、果肉を押し出しながら、一口ゼリーのようにちゅるっと吸い出すようにして食べてみてください。
ただ、吸い出すのにはちょっとコツがいるんですよね(笑)。最初はなかなかうまく食べられないかもしれません。練習してみてくださいね。

あと、さぬきキウイっこを指で割ったものと、包丁で切ったものを食べ比べてみてください。味が全然違いますよ。

――包丁で切ると味が変わってしまうのですか?
味が変わるというより、味の感じ方が変わるんです。指で割ったものを食べると酸っぱくないのに、包丁で切ったものを食べると、最初に舌にのせた時に酸っぱく感じてしまいます。
これは、他のキウイとは酸味となる成分の構成が異なるからだと言われています。

さぬきキウイっこの場合、酸味のもとになるクエン酸という成分が、舌で酸味を感じにくいキナ酸という成分のカプセルに包まれている状態なんです。包丁で切ってしまうとキナ酸のカプセルの一部が破れ、クエン酸が出てきてしまう。つまり酸っぱく感じてしまうんです。
逆に、指で割るとカプセルは割れないまま口の中に入るので、甘さをストレートに感じられます。

美味しさを守る食べ方の約束

美味しさを守る食べ方の約束

――さぬきゴールド、香緑のおすすめの食べ方はありますか?
国重さん:大玉品種は縦切りがおすすめです。一般的に、キウイは綺麗な断面が見えるように横向きに輪切りにすることが多いですよね。
でも、いちごやすいかと同様に、キウイも食べる位置によって若干糖度が異なるんです。キウイの場合、一番甘いのは中心の白い部分。また、上部よりも下部のお尻の方が糖度がのります。
そこで中心を通るように縦に切ると…特に甘くて美味しい部分を均等に切り分けることができるんです。
試食でキウイを召し上がっていただく際も、弊社では縦切りにしたものをお出ししています。

島田さん:取り扱って頂いているホテルでは、キウイを縦に切って提供されています。

国重さん:縦切りでキウイを提供しているお店は、キウイ農家からすると「わかっているな~」となります(笑)。もちろん綺麗に見せたいときは横向きの輪切りがぴったりです。

保存方法ですが、「冷凍」はおすすめできません。
冷凍するとどうしても酸味が強まって甘みが弱くなってしまいます。他の果物の場合多少の甘みは残りますが、キウイの中でも特にさぬきキウイっこは、冷凍してしまうと酸味と甘味の比率が完全に逆転して、酸味100%になってしまうんです。

凍らせるのなら、砂糖を加えてジャムやドレッシング、ペーストに加工するという使い方はできると思いますよ。

「1個1,000円のキウイ」誕生秘話

「1個1,000円のキウイ」誕生秘話

――今までで一番大変だったことを教えてください。
それはもう販売ですね。
品質の異なるキウイが同じ名前、同じ値段で取引されることに納得できず、約40年前、農協を飛び出しました。
農協を出れば貯蔵庫も出荷先もない状態です。約2年間は作ったキウイが見事に全く売れず廃棄処分となりました。

そんな時、お世話になっていた方から「㎏あたりではなく、1個あたりで値段をつけて売れるものを作れ」と言われたんです。
キウイの値段といえば、当時おおよそ1個当たり100円でした。
「いくらやったらええんや」と尋ねると、「1個1,000円のキウイ、作れるか」と言われたんです。

――10倍の値段のキウイですか!
そうなんです。そこから「俺がやってやる!」と“1個1,000円のキウイ”を目指しました。
畑にある大きな石に座り込んで朝から晩まで樹を観察する日々を繰り返し、来る日も来る日も畑へ出向き、樹の表情を見続けました。周囲には「とうとう気がふれたか」なんて言われることもありました。

「1個1,000円のキウイ」誕生秘話

ある時、1mほど巻き付かずに真っ直ぐに伸びている枝があることに気付きました。目印をつけ、実の糖度を測ると糖度が高かった。
真っすぐ伸びていた枝は生殖成長の枝で、その枝に実るキウイは子孫を残すため糖度が高くなることに気付いたんです。つまり、身体を大きくさせる栄養成長を、子孫を残す生殖成長に人為的に切り替えさせてやると糖度が高くなる。
この発見を経て栽培方法を工夫し、その後収穫した約3,000個が全て糖度17度以上を記録しました。そして2年目も同じものができたんです。
「これならいける!」と確信し、次は販売先探しに奔走することになりました。

高級キウイを販売するお店としてまず目をつけたのが百貨店でした。その第一号が高松三越さんです。

――数年ぶりに営業マンになったんですね?
はい。何度も通いキウイを売り込みました。36回目にしてやっとお歳暮向けの商品として試しに置いていただけることになったんです。
1箱10,000円と5,000円のキウイギフトを用意し、根気強く売れるのを待ったのですが、一向に売れず次第に契約期限が迫ってきました。
ある晩三越から電話があり、明日来るようにと呼び出しがあったんです。
いよいよ1箱も売ることができず撤収か…と翌朝訪問したところ、「5,000円バージョンを34ケース作ってくれ」と言われました。僕のキウイが売れたんです。天にも昇るような気持ちになったのを覚えています。

後で聞いてみると、一人のお客さんが僕のキウイを目にし、レジ係の方に「ゼロが一つ多い。値段が間違っているんじゃないか」と尋ねたそうなんです。
そして、偶然そのレジ係が僕と面識がある人で、なんと僕のキウイ畑の見学にも来られたことがある方だった。
この方が色々と説明してくれ、その話を聞いたお客様が買ってくださったそうです。

開の地だったキウイの販売…大切にされていたことは?

――奇跡みたいな偶然が重なったんですね
そうなんです。それがきっかけで三越さんとの取引が始まり、少しずつ売れるようになりました。

そして、次に目指したのが銀座千疋屋さんでした。高級フルーツ専門店の老舗ですよね。
百貨店通いの次は銀座通いです。担当の方と会っても世間話で終わってしまうということが2年続きました。3年目、この年も無理かと席を立ったとき「キウイを少し送ってくれないか」と言われたんです。

その後、月刊誌に千疋屋の新商品としてうちのキウイの特集が見開きで組まれ、問い合わせが来るようになりました。銀座千疋屋との取引開始から、短期間で一気に九州、中国、東海地方の様々な店舗での取引が始まったんです。

 ――未開の地だったキウイの販売…大切にされていたことは?
地域一番店、一店舗を徹底しました。
例えば、香川県でAというお店で販売させていただいていたとして、香川県の他のBやCでは販売しませんでした。
また、Aというお店でうちのキウイを購入してくださったお客様が、うちに直接問い合わせをされてキウイを買いたいと仰ってくれることもあったのですが、それもお断りしていました。
ご縁があったお店で購入していただきたかったのです。
一切小売りをせず、販売店との信頼関係を築くことを考えました。

僕は消費者を頂点に掲げ、販売店と私たち生産者、この三者が常に正三角形を保てるようにと考えたんです。販売においては信用力が大事だと考えています。

高松三越さんには30回以上、銀座千疋屋さんには1年に1回、3年で3回通いました。根気強く続けられたのは、営業マン時代の経験があったからこそだと思います。

美味しさの秘密は「手抜きをしないこと」

美味しさの秘密は「手抜きをしないこと」

――こだわりを教えてください。
島田さん:「手抜きをしない」ことです。例えば、キウイを生育する土壌には化学肥料は一切使用せず、うまみのもとになるアミノ酸を多く含んだ海産物由来の有機肥料を使用しています。
交配は霧吹きを用いて手作業で行い、作業を行うタイミングはデータやその時のキウイの様子を見て品種ごとに毎年確認しつつ決めるなど、細かい部分への配慮も疎かにしません。

大玉品種である香緑やさぬきゴールドに関しては、国内では香川県が唯一と言われている「袋掛け栽培」を行っています。手間はかかりますが、農薬の使用回数を2~3回は減らすことができます。

また圃場環境だけでなく、貯蔵・追熟管理にも美味しさを引き出すこだわりがあります。

――キウイバードさんのキウイは「届いてすぐ食べられる」んですよね?
国重さん:そうなんです。届いてすぐに甘い完熟キウイを召し上がっていただけるよう、キウイバードではプロの手で追熟後、食べ頃直前の状態で発送することにこだわっています。

美味しさの秘密は「手抜きをしないこと」

――この部屋は?
キウイ専用の低温貯蔵庫です。ここで保管しているキウイを注文いただいた必要分だけ取り出し、都度追熟させるようにしています。
実は、貯蔵庫での温度管理や追熟の方法は、品種によって最適が異なるんです。

例えばさぬきキウイっこだと、収穫後すぐに冷えた貯蔵庫に入れてはいけません。少しずつ段階的に温度を下げていくようにしないと、低温障害といって果実が極度に傷んでしまい出荷できなくなってしまいます。
この方法をまだ確立していなかった頃は、32t収穫して、半分の16tを廃棄することになった年もありました。
また、キウイの追熟ではエチレンという植物ホルモンを使用することが多いのですが、さぬきキウイっこはこの方法だと糖度が約2度以上も下がってしまうんです。

そのため、キウイバード独自の方法で追熟を行っています。これが分かるまで3年かかりましたね。

数字が書かれたキウイ

――数字が書かれたキウイがたくさんありますね?
書かれている番号はどこの圃場のキウイかを示すものです。キウイバードでは専用の糖度測定機を導入し、圃場ごとに複数回糖度を測定して収穫期を決めています。そのため、収穫する圃場の順番が毎年異なってくるんです。
その年糖度がのってきた圃場のキウイから収穫し、サイズごとにより分け、コンテナには圃場番号を必ず記載して保管します。
圃場番号を記載しておくことで、何かあったときにすぐ対応できますし、データをとっておくことができます。

このように“キウイにしてあげられることは何でもする”のが高品質で安全安心なキウイ作りのこだわりです。

島田さん:農家は作物のサポーターです。
樹の健康状態を見ることができる目をまず養わないといけない。見極められるようになるには、5年から10年はかかると思いますよ。

国重さん:社長は今までの方法で積み上げてきた独自の手法があって、それを僕たち若い世代に継承してくれる。でも、僕たちもそれを言われるがまま100%受け入れているわけではないんです。例えば、収穫期のタイミングを決める際には毎年喧嘩しますよ。
長年培ってきた樹を見る目と糖度検査や毎年の記録の数値データ、アナログな部分とデジタルな部分をすり合わせつつ、それぞれが両輪となってキウイにとっての「最適」を見極めています。

島田さん:大切なのは、第一に農業を、そして特に作る作物が「好きかどうか」だと思います。
後は、手抜きしないことをいかに徹底できるか。この二点が大切です。

情報を追い続けた先に…国産キウイの未来

情報を追い続けた先に…国産キウイの未来

――農業の良いところはどんなところだと思いますか?
国重さん:農業は全て予想することからスタートするんですよね。当然、新しいことを試みて失敗してしまい、樹を枯らしてしまうこともある。でも、その予想がぴたっと当てはまって成功したときに達成感があるんです。
農業は楽しいだけの仕事ではないですが、しんどさよりやりがいの方が勝っていますね。

島田さん:子供たち、つまりキウイが素晴らしい果実を実らせて、そうやって応えてくれたら「やった!」と思います。
数字で表れる成果も根底には必要ですが、百姓で良かったなぁと思うのは、やっぱり食べてくださったお客様からお礼の言葉をいただくことですね。忘れられないお礼状がいくつもあります。

――これからの国産キウイの未来、目標についてお聞かせください。
島田さん:海外も含め、生産、販売、産地、品種の動向…あらゆる「情報」を追い続けていくことが肝要だと思います。

ニュージーランドを訪れた時、その規模の大きさに驚きました。車に乗り、時速80kmで国道を30分走り続けても、ずっとキウイ畑が続いているんです。海外産と競合する商品を作ろうとしてはだめだと思い知った出来事でした。
そこから「1個1,000円」のキウイを作る発想に至るんです。値段の安さで勝負することはできない。だったら糖度がべらぼうに高くてうまい高付加価値キウイで勝負する。

でも、それも今危機にあるのではないかと考えています。
ベトナムの中山間地域は、気候や土など日本と環境がよく似ています。実際に既にベトナムではキウイの試作が始まっているんです。
中国のキウイ栽培は、日本が40年かけて増やしてきた栽培面積を、たった1年ではるかに超えてきました。

戦後「窒素を制する者は農業を制する」と言われていた時代から、今は「水を制するものは農業を制する」時代になりました。キウイでも、水が確保できる温暖な気候の土地では、生産が右肩上がりに伸びていくと思います。
そういった海外の動向も常に視野に入れながら、国産キウイの生産に取り組まないといけないと思いますね。

また、キウイバードとしての今の目標はさぬきキウイっこの絶対的な安定生産です。
さぬきキウイっこは誕生して12年、うちで栽培を始めて8,9年になります。でもまだ「この子は完璧や」というのはないんです。良い“だろう”、悪い“だろう”で今まで取り組んできました。
甘いだけでなく、うまいキウイをつくるのが僕の夢なんですよ。
世界中のどこにも負けない美味しいキウイを作り続けることを目標に掲げ、これからも妥協せずキウイと向き合っていきます。

◎キウイバードの香川県オリジナル品種のキウイは楽天ファーム楽天市場店でご購入いただけます!

編集後記

「運が味方した」「奇跡みたい」というお言葉を取材中たくさん耳にしました。でもきっと偶然だけではなく、自分が作るキウイを信じ続け、真面目で地道な努力を重ねてこられた島田さんの強い想い、お人柄があったからこそ、多くの人に愛されるキウイとなったのだと思います。
これまでの道のりをお話される際、具体的な日付やお名前を次々に出して説明してくださったのですが、29歳頃から日報をつけられているとのこと。お世話になった方へのたくさんの感謝の言葉からも、島田さんのキウイが美味しくなるわけが分かる気がしました。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
CATEGORY :農家さん

ライター情報

  • Noumusubi
  • 額見奈央

    楽天農業株式会社の2020年新入社員。石川県生まれ、奈良で学生時代を過ごして、愛媛にやってきました。「人にも環境にも優しく、人のつながりが生まれ続いていく」そんな地域に根差した農業を目指しています♪女子大出身・農業未経験女子だって農業ができることを発信していきます。

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