管理栄養士の保存食レシピ「つららラディッシュの手作りふりかけ」をご紹介
管理栄養士の私が、つららラディッシュの保存食レシピをご紹介!楽天ファームの契約農家の兵頭芳樹さんよりたくさん届いたつららラディッシュを使って、美味しく作ります。
つららラディッシュの手作りふりかけのレシピ
<材料(4人分)>
・ つららラディッシュの根 約12本(120g)
・ つららラディッシュの葉 約15本分(250g)
・ ちりめんじゃこ 10g
・ 生姜(みじん切り) 1/2片
・ ごま油 大さじ1/2
・ (A)醤油 大さじ1
・ (A)みりん 大さじ1
<料理手順>
① つららラディッシュの葉はよく洗い、粗みじん切りにする。根は1cmの角切りにする。
② フライパンにごま油と生姜を入れて中火にかけ、香りがたったら根を加えて炒める。焼き色がついたら葉を加えてしんなりとするまで炒める。
③ 全体に火が通ったらちりめんじゃこと(A)を加え、水分を飛ばすように炒め合わせる。
☆ポイント
・ たっぷりの葉を使うことで栄養満点!
・ 水分を飛ばすようにしっかりと炒め合わせましょう。
<保存方法>
粗熱をとり、しっかりと水分を飛ばして、清潔な容器で冷蔵保存しましょう。4~5日程度で食べきるようにしてください。
このメニューの栄養は?
つららラディッシュの葉は10本分、120gとたっぷり使用しています。葉には抗酸化作用の高いβ-カロテン(ビタミンA)をはじめ、造血ビタミンとも呼ばれる葉酸を多く含みます。このふりかけ1食分あたり1日に必要な葉酸の27.6%*が摂取できます。葉酸は赤血球の生産を助ける働きがあり、貧血予防に役立ちます。その他、肌荒れや疲労回復にも効果が期待できるので、女性は特に積極的に摂りたい栄養素と言えるでしょう。
また、腸内環境を整えるのに役立つ食物繊維は1食分あたり2.1g摂取できます。根菜類や豆類などに多く含まれる不溶性の食物繊維は、便のカサを増すことで、腸のぜん動運動を活発にしてくれます。一緒にいただくごはんに、大麦などの雑穀を混ぜればより効果的です。また、わかめなどの海藻を加えた味噌汁を添えれば栄養バランスも整います。腸の動きをよくし、便秘改善の効果が期待できます。
ビーガン・ベジタリアンレシピは?
ビーガン・ベジタリアンの方はちりめんじゃこを除いて、つららラディッシュだけでも十分に美味しくいただけます。また、ごまやゆかり、青のりなど、香りや風味の強い食材とも相性が良いので、お好みで合わせてお楽しみください。その他、クルミなどのナッツ類を加えても良いでしょう。醤油の代わりに味噌で味付けをしても美味しくいただけます。様々な食材と合わせてアレンジしてみてください。
いかがでしたか?
大量のつららラディッシュが届いたら、プロはどう使い切るか、3週に渡って管理栄養士の藤原朋未がご紹介しました。
スーパーではなかなか手に入らないつららラディッシュを、今回は農家さんに直接を依頼して栽培してもらいました。「生が美味しい」と農家さんよりコメントをいただいたので、かじってみると、びっくり!どうしても生の大根は辛いイメージがあったので、恐る恐る味わいましたが、驚くほどみずみずしく、甘味も感じました。
このつららラディッシュは1箱届いても、産地直送の新鮮さを最後まで美味しく味わえると思います。
こちらの記事も参考にしてみてください。
●管理栄養士はどう使い切る?つららラディッシュ1箱が届いたときの使い方、栄養素や保存方法を紹介
●管理栄養士の栄養満点レシピ「つららラディッシュと豚肉のオイスター炒め」をご紹介
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