農業大好き!カンボジア帰りの農業女子ザッキーが新境地を開拓レポートVol.5

農業大好き!カンボジア帰りの農業女子ザッキーが新境地を開拓レポートVol.5
このエントリーをはてなブックマークに追加
Viberで送る
公開日:2022.02.08

こんにちは!楽天農業株式会社の中崎志保(なかざきしほ)です。野菜も私たちも寒さに耐えつつ、変化に富んだ毎日を送っています!半年前は先輩に追いつくので精一杯だった私も、種まきや収穫が板についてきました。

目次

寒さに負けるな!ダイコン収穫

寒さに負けるな!ダイコン収穫

前回の記事に引き続き、またまたダイコンの収穫!
ダイコンを引き抜く作業は楽しいのですが、その後洗って選別する作業はかなり寒いんです。

でもダイコンが傷つかないように、一本ずつ丁寧に手洗いで泥を落としていきます。洗いあがったダイコンは白く輝いていて、とっても美味しそうになりました!

あたたかい空間づくり

あたたかい空間づくり

「伊豆はあったかいでしょ~」なんて言われることがありますが…雪が舞うくらいちゃんと寒いんです!なので野菜をそのままにしておくと凍ってしまったり雪に埋もれたりしてしまいます。

そうならないためにはしっかり被覆(ひふく)することが重要!
野菜の種類や圃場の環境に合わせて、5種類の被覆材を組み合わせて適切な加温を心掛けています。

被覆材が風で飛ばされないように固定

さらに、風もかなり強い!
被覆材が風で飛ばされないように固定するのも大切な作業です。男性陣には劣りますが、力を込めて被覆材を留めていきます。

雪だるまつくろ~

雪だるまつくろ~

ある日、いつものように圃場に行くと一面真っ白!!聞くところによると、伊豆では数年ぶりの積雪だとか。

被覆の上に積もった雪を落とす作業の休憩時間に、雪だるまを作ってはしゃいでいる無邪気な先輩の姿もがありました。
雪が降ると厄介なことも多いですが、たまに降るのは楽しくていいですね!

知ってるようで知らない野菜:ケール

知ってるようで知らない野菜:ケール

ケールって聞いたことはあるけどどんな野菜か知らない、という方多いんじゃないでしょうか?

何を隠そう、私もそうでした。

ケール

写真のように縮れた葉っぱがわさわさ生えてくるので、それを一枚ずつ摘み取って収穫します。

青汁やスムージーにして摂取するイメージが強いですが、ベーコンや卵と一緒に炒め物にして食べると、なかなか美味しい一品になりますよ♪

圃場にシカが侵入!

カンボジア人と一緒にお仕事

ふと振り返るとなんと圃場内にシカが!!

一瞬可愛い~♪と思いはしますが、シカは私たちが大切に育てている野菜を食い荒らす害獣になるので、圃場外に追い出すか、捕獲しなければなりません。

この時はあっという間に姿を眩ましたので何もできませんでしたが、今後、圃場内に侵入されないように獣柵を強化中です。

ハクサイの仲間:山東菜

山東菜

こちらの野菜は「山東菜(さんとうさい)」です。
ハクサイの仲間ですが、ほとんど結球しない品種になります。地域によって呼び方が異なるそうで、シロナやべか菜といった言い方に馴染みがあるかもしれませんね。

ハクサイと同じように調理できますし、葉っぱが柔らかいので生で食べるのにも向いています!山東菜サラダ、おすすめですよ~♪

気分があがるカラフルニンジン

気分があがるカラフルニンジン

カラフルニンジンの収穫は気分があがります!
可愛らしい色はもちろん、一般的なニンジンよりも長い品種なので引き抜くときの感覚が面白いんです。

ニンジンは他の野菜に比べると発芽率が低かったり栽培期間が長く、心配することが多いですが、その分収穫できたときの安堵感も強いです。数々の危機を乗り越えて収穫したカラフルニンジンが、皆様の食卓に彩りを添えていれば嬉しいな!

備品置き場をお片付け

備品置き場をお片付け

野菜を作るにはいろんな機械や道具が必要!でも、いつも忙しくてごちゃごちゃになっていた備品置き場を整理しました。

要らないものを捨てたり、配置を変えたりして使い勝手の良いように一新!

備品置き場をお片付け

Beforeの写真を撮っていなかったのが悔やまれるほど様変わりしました。
これからもきれいな状態を保てますように…。

日本で一番早咲きの桜:土肥桜(といざくら)

日本で一番早咲きの桜:土肥桜(といざくら)

お休みの日に今年初のお花見をしてきました!梅ではなく、正真正銘「桜」です。

土肥(とい)という地域に約400本が植えられていて、1月中旬~2月中旬に開花する「土肥桜(といざくら)」という桜で、とってもレアだそうです。ソメイヨシノなどとは違う可愛らしさがあってよかったですし、近くの砂浜を散歩したりしてのんびりした時間を過ごせました。

さて、静岡農場では種まき~収穫までの一連の作業が続いていく予定です。
多品目の野菜がそれぞれ違う成長過程にあると管理するのは容易ではないですが、野菜からのメッセージに気づけるように、作業だけでなく日々の観察にも力を入れたいと思います。

春になると野菜の成長も一気に加速するので、その変化にしっかりついていくためにまずは今できる準備を頑張ります!

今後もあたたかく見守っていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
CATEGORY :農家さん

ライター情報

  • Noumusubi
  • 中崎 志保

    楽天農業株式会社の2021年新入社員。兵庫県で生まれ育ち、高知大学在学中にはカンボジアで1年間インターンを経験。幼稚園での農業体験を皮切りに農業に彩られた人生を歩んできました。好奇心旺盛で資格・検定を33個取得したり、能楽を習ってみたり…!独自の視点で農業の魅力をご紹介します♪

楽天ラグリ公式SNS

ライターKikaがほぼ毎日更新中!
followuson
ページ上部に戻る