夏#COOL スイスチャード Farm to Table Vol.17

夏#COOL スイスチャード Farm to Table Vol.17
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公開日:2021.11.25

楽天農業のオーガニック野菜は、農場を感じる季節のお便り「Farm to Table」を添えてお届けしています。地球にもあなたにもやさしい野菜を。今回は2021年8月1日号の一部をご紹介します。

目次

畑だより

楽天農業

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。八月に入り一年の中でも一番暑い時期を迎え、畑の野菜達も農家のメンバーも昼間は小休止を入れながら暑さをしのぐ毎日です。

晴天が続けば私達が水分不足になるのと同じように野菜も水分が無ければ枯れてしまうので、タイミングの良い水やりは大切になります。一見土の表面が乾いていて水をあげないといけないように見えても、実際に土の中に手を入れてみると意外と水分を保持しています。その場合は水やりは必要ありません。

野菜の性質にもよりますが、野菜の根っこはそれぞれ少しづつ役割が違い、水分を積極的に吸うための根っこは土の中の深い所を水を探して張り巡らされます。では、全然水やりは必要ではないかというと、土の表面近くの根っこは主に肥料を吸うための根っこで、渇ききった土から肥料を吸うことはできないので適度な水分が必要になります。夏の一番暑い時に雨頼みでは、野菜を順調に生育させるのは難しいので、お天気と相談しながら水やりの段取りをします。

そして、水やりが必要という事になると、今度はどのタイミングで水やりをするのがいいのかという事も考えなければいけません。暑さの一番ピークの昼間に水やりをしてあげたくなりますが、暑い時に水をあげると熱い水を吸うことになり、野菜は煮えてしまいます。なので、暑くなる前に葉っぱの先まで水が回るように早朝に水やりを終え、光合成を助けるようにします。農業では、「水やり3年」と言われるほどに、水やりのタイミングや量は難しく、また、露地栽培においては天候に左右されるのでなおさらです。最終的には野菜の様子をしっかりと観察して、野菜と相談しながらの毎日です。

ピックアップ野菜「スイスチャード」

スイスチャード

とってもカラフルなスイスチャードは、料理の彩だけでなく栄養価も高いスーパーフードです。色とりどりの色素はベタレインと呼ばれ、抗酸化作用もビタミンCよりも高いと言われています。

色ごとに含まれるベタレインの成分も違い、また葉に含まれる葉緑素の色素も含むと3種類以上の色素を含みます。ぜひ色とりどりのレシピで活躍できるスイスチャードを栄養価と共にお楽しみくださいね。

季節の野菜レシピ

沢山食べられる☆スイスチャードの豆腐ゴマ和え

今回のレシピは「沢山食べられる☆スイスチャードの豆腐ゴマ和え」です。
レンチンで簡単。料理に悩むスイスチャードを大量消費できます。

詳しい作り方はこちら(楽天レシピ)でご覧ください。

さて次回は、すでに秋冬の準備始まる!?という内容でお届けしたいと思います。お楽しみに!


★最新号は商品をご購入の方のみお読みいただけます。商品は以下のボタンよりご覧ください。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
CATEGORY :農家さん

ライター情報

  • Noumusubi
  • Farm to Table編集部

    楽天農業株式会社で発行を担当する「Farm to Table」の制作チーム。楽天ファームの自社農場より、日々の畑仕事や農場メンバーの熱い想いをダイレクトにお伝えしている。月2回発行のフライヤーは商品と一緒にお客様へ直接お届け。最新号はご自宅に届くオーガニック野菜とお楽しみください!

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