沖縄から~ナンクルナイチャ~!農家しんちゃんの畑だより Vol.9
フルーツ好きが最もHAPPYな季節が到来!パイナップルに、マンゴー、バナナなど収穫スタート!農薬に頼らない循環農業に挑戦している農家の森さんも紹介。沖縄からしんちゃんの日常をトロピカルにお届けします。
パイナップル初収穫!この瞬間がうれしい!!!
今年は7月5日の満月の日にパイナップルの収穫です。ちゃんと私の願いをかなえてくれて、もちろん最高の味です!パインちゃんは裏切らないですね。実家の両親にも送り、仏壇へお供えさせていただきました。
ただ、一番最初の物は味が悪いといわれますが、私も長男坊だからよくわかりますよ。両親の愛情をたっぷり頂いてますからね!!
栽培用の鉢に、パイナップルの蕾(つぼみ)が咲きました
魔法の液体をかけるとマジックのように咲いてくれます。パインを一緒に育ててくれた方はご存知ですが、これは花ではありません。花はいったいどこに咲くのでしょうか? 次から次へと育っていってくれる、そのお手伝いができる事がうれしいです。おそらく11月ごろの収穫になるかと思いますので、お楽しみに!
なんだかんだ言って、やっぱりバナナはおいしい
バナナはこんな感じに段々に連なって果実をつけていきます。5段目ぐらいで先端を切り落とすと、果実が太ってきて味ものり、良いバナナができますよ。あとはカラスさんにばれないように育てれば10月ごろに食べることができます。バナナの木や、パパイヤの木、シークワサーの木などを庭に植えておけば、すぐにおいしい果実が食べられて、本当に沖縄は食材の豊かな島です!
オーガニックにハマると抜けられなくなる!?沖縄のオーガニックレストランの一品
オーガニックの野菜と、スーパーで販売されている野菜の違いは「水分が多いこと」ではないでしょうか。
ほんのわずかかもしれないですが、口の中に広がる野菜の瑞々しさが深くて、つまり、ジューシー。
この深さを味わうと戻れなくなる。もちろんコンビニなどのお弁当のレベルもすばらしいですが、オーガニックでは、均一ではない奥深さが味わえる。それが長所であり、短所でもあるのです。
YouTubeインタビュー:農薬に頼らない循環農業に挑戦している森義貴さん
私が運営・配信しているYouTubeチャンネル「熱帯果樹と無農薬とネッタちゃん」にて、雑草と虫が多い沖縄へ移住し、農薬に頼らない循環農業に挑戦している森君からお話をききました。今では逸話になってますが、私が借りた畑の隣でテントを張り、寝泊まりしながら懐中電灯を照らし、夜な夜な草むしりをされてました。なぜ夜中に草むしりをしたのかきくと、昼が暑いからだそうです(笑)そんな森君との出逢いが、私の自然栽培への布石になったのです。そういったご縁もあり、今回紹介させていただきました。
森君主催の「農業の勉強会」では、自ら作った野菜や自作の窯で焼いたパンでおもてなし
若い女性や元気なお兄さま、おネェさままで10名程の参加していました。みなさん明るくて元気がよく、自発的に学ぶ姿をみて、日本もまだまだ捨てたものじゃないと感じました。写真は、沖縄で採れたタケノコと、森君が作った野菜で、参加者をもてなしてくれました。なんと、パンは自分で窯を作り焼いたのだとか。(ヒビが入った腰の痛みを我慢して作ってくれたことを後日知りました!)「作ること」「動くこと」って大切ですよね。
愛と誠意をもって。毎日細かく細かく水やりしています
「素晴らしいよ~」「美味しくな~れ」と声をかけると、答えてくれる。植物と会話できる時間がこの水やりなんです。実は水をかけながら私が癒されてるんです。マンゴーちゃんにはお世話になりっぱなしでありがたいです。
さぁ、収穫も始まりましたよ。うれしいプレゼントを全国へお届けします!
この瞬間をお届けしたい…!いよいよマンゴーの初収穫です
「光るんです」。マンゴーがキラキラ光りだすサインが出たら、いよいよ収穫のタイミング!
手で触るとポロリと実が採れる特徴を持つミニマンゴーは、はさみを使わない完熟の状態でみなさまへお届けしたい。「もういいかね~」「まだですか?」「ありがとうね~」「みんなが待ってるよ!!」と、その瞬間を逃さないようにマンゴーに色んな言葉をかけながら…
取材協力:沖縄農村事務所
- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
- 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。