ラグリは「楽天ファーム」に名称変更し、新たな挑戦をスタートします

ラグリは「楽天ファーム」に名称変更し、新たな挑戦をスタートします
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2020.07.15

楽天ラグリは本日よりサービス名称を「楽天ファーム」に変更しました。静岡県で新たな農場の稼働と、新オンラインストアのオープンによって、オーガニック野菜の生産を拡大して、日本の農業と食卓を変えていきます。

農むすびでライターをしているKikaです。サービス名称変更にともない、楽天ファームがどのように変わっていくのか、今後の事業ビジョンについて、産みの親でもあり、楽天農業(株)代表取締役社長の遠藤へ取材しました。

――楽天ラグリはどのように誕生したのですか?

2017 年に開始した農業サービス「楽天ラグリ」は、「日本の農業の課題を解決し、農業を通じて日本をエンパワーメントする」ことをミッションに、定期宅配サービス「100%オーガニック定期便」の運営や、コンビニエンスストア やスーパーマーケット、レストランなどへの 100%オーガニック野菜(注 1)のサラダや冷凍野菜の提供を行ってまいりました。

 

――新たに「楽天ファーム」で目指すことは何ですか?

このたびのサービス名称の変更に合わせて、さらなるサービスの拡大と、自然環境や生態系への負荷を低減したサステナブルな農業であるオーガニック農業および、安全安心なオーガニック野菜の普及拡大を目指します。耕作放棄地を活用し、新たに、静岡県の御殿場市と伊豆の国市、伊豆市で保有する約52haの農場の稼働を順次開始しています。また、有機JAS認証の取得も順次進めています。

 

――具体的には、何が変わるのでしょうか?

大きく2点あります。

1点目は、すでに稼働している愛媛県と広島県の自社農場に加え、今後は静岡県の農地が、新たな生産拠点として加わります。これにより、楽天農業の野菜の生産量を引き上げると同時に、将来的には、現在の愛媛からの配送だけではなく静岡からも配送することで、東日本エリアへの配送時間の短縮化を目指します。

2点目は、本日「楽天市場」に「楽天ファーム オーガニック&ナチュラルマーケット」をオープンさせました。

 

――「楽天ファーム オーガニック&ナチュラルマーケット」はどんな特徴がありますか?

これまでは、主にオンラインでの定期購入(「100%オーガニック定期便」)で販売していた100%国産オーガニック野菜の生鮮野菜、カットサラダ、冷凍野菜を、オンラインストアでその都度お好みの商品をお買い求めいただけるようになります。

生鮮野菜は、愛媛県産および日本全国から選りすぐりの旬のものを取り揃えており、使い勝手のよいカットサラダや冷凍野菜と合わせて、オーガニック野菜を食卓にお手軽に取り入れていただけます。農薬・化学肥料不使用を原則とするオーガニック農業は、従来の農業と比べて水質保全、土壌肥沃度、生物多様性の面で優れているという海外での研究事例があり(注2)、サステナブルな農業として注目を集めています。

その一方で、日本国内の有機JAS認証を取得しているオーガニックほ場の面積は、全耕地面積のわずか0.2% に留まり(注 3)、国内での野菜の総生産量に対する有機 JAS 取得の割合も 0.35%となっているのが現状です (注 4)。

「楽天ファーム」を通じて、今後も、日本国内におけるオーガニック農業、およびオーガニック野菜市場の拡大に貢献していくということですね。お話ありがとうございました。(ライターKika)

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〇楽天ファーム
運営: 楽天株式会社、楽天農業株式会社

日本の農業の課題を解決し、農業を通じて日本をエンパワーメントしていく農業サービスです。農業の就 労支援や耕作放棄地の有効活用を通じた地方経済の活性化と、日本におけるオーガニック農業及びオーガニ ック野菜の普及拡大を目指しています。主なサービスとして、有機 JAS 認証を得た生鮮野菜、カットサラダ、冷凍野菜の定期宅配「100%オーガニック定期便」を提供しています。

「楽天ファーム オーガニック&ナチュラルマーケット」
開店日: 2020 年7月15日(水)
販売商品: 愛媛県および全国の旬の100%国産オーガニック野菜の生鮮野菜セットや、自社工場・自社製造のカット サラダおよび冷凍野菜が、「楽天市場」で都度ご購入いただけます。

  • (注 1) 日本農林規格等に関する法律(JAS 法)に基づく有機食品の JAS 規格に適合した生産が行われてい ることを登録認定機関が検査し、その結果、認定された事業者によって生産された野菜。種まき・植え付 け前 2 年以上及び栽培中に、原則として農薬・化学肥料不使用(有機 JAS のガイドラインで認められた 肥料・土壌改良資材・農薬を除く)、遺伝子組み換え技術不使用で生産されています。
  • (注 2) 令和 2 年 2 月 農林水産省 「有機農業をめぐる事情」より
  • (注 3) 令和 2 年 6 月 農林水産省 「国内における有機 JAS ほ場の面積」より
  • (注 4) 令和元年 7 月 農林水産省 「有機農業をめぐる我が国の現状について」より

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。

ライター情報

  • Noumusubi
  • Kika

    農むすび編集部。兵庫県出身。祖母は愛媛のみかん農家。段ボール箱で毎年みかんが届き1日10個以上食べていた。趣味はARTと旅とワイン。金融から農業のメディア編集にチェンジ。農家ってカッコイイ!子供たちが憧れる職業となるよう、農家さんの人生に向き合い、心に響く記事作りを心掛けている。

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