有機農家と、ともに働くわたしが考えるオーガニックの魅力。だから私はオーガニックを選ぶ

有機農家と、ともに働くわたしが考えるオーガニックの魅力。だから私はオーガニックを選ぶ
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2019.09.23

わたしは有機農業団体のスタッフで、日ごろから肉、やさい、フルーツ、酒などオーガニック食材をもりもり食べています。満足感のあるおいしさ、安心感、栽培環境のよさが決め手です。今回は有機の魅力を紹介します。

目次

おいしいから満足感アップ

わたしがオーガニック食材を選ぶ理由は、おいしくて満足度が高いから。それが一番の理由です。
昔は、外食やコンビニ飯、ファストフードばかりの不健康な生活をしていました。
しかし、有機農業団体で働くようになり180度シフト。農家さんからのいただき物がどれも驚くほどおいしく自然と満足感もアップしました。
たとえばオーガニックの人参。ツヤツヤと輝き「フルーツみたい」という声が寄せられるほどの甘さ!大きめに切って生で食べると、味の違いがよく分かります。おでんに入れてトロトロにしても、病みつきになるおいしさです。オーガニックのほうれん草はとても甘く感じ、葉はワカメのごとく厚みがあり、食べ応えも十分。豚や鶏などのお肉は、サラッと優しい甘さの脂がジュワ〜ッと広がり、口の中が幸せになります。
と、まあ挙げたらキリがないくらいです!とにかくお腹の底からジワジワ満たしてくれる。余計なものを使っていない、濃く深みのある味わい。これが最大の魅力です。

気持ちのいい環境で作られたもの

農場が気持ちいいと、できあがる作物もおいしいんです。
「余計なものは使わない」をポリシーにしている有機農家はけっこういます。見た目のために、肥料で作物を太らせたり、効率重視で除草剤をまいたりしない。草がボウボウの畑でも、野菜やフルーツがキラキラ輝き、平飼いの豚やにわとりがノビノビと遊んでいる。「作物が過ごしやすい環境をつくる。それがぼくらの仕事だよ」と言う農家さんもいます。
手間ひまをかけるオーガニック栽培。正直、側から見ていると大変そうです。けれど「食べる人も、そこに暮らす生き物も元気でいてほしい」という願いを込めて作っている農家さんがたくさんいます。だからこそ、力強い作物ができあがります。「作物は私たちにエネルギーを与えてくれる」と実感する瞬間です。

有機農家に会いに行ってみる

わたしは仕事柄、よく農家さんに会いに行きます。おすそ分けをくれる有機農家のおじちゃんおばちゃんは、もはや家族のような存在です。
「この豚肉は地元の米ぬかや魚のアラを食べて育った」とか「このお酒は自然に近い形で栽培された米でできている」など。作り手が身近に感じられると、心が温かくなります。ただ胃袋を満たす食事から、心を満たす食事へ。まさに顔が見える関係の賜物です。
では、そんな農家さんに出会うのはどうしたらいいでしょう?
近頃は朝市や産直市場に行けば、わりと気軽に農家さんに会うことができますし、フラットに会話ができる農業体験などのイベントもおすすめです。
おいしい物が集まる場所には、全国の食いしんぼうが集まるので、気の合う仲間も見つかるかもしれません。そんな有機的な人とのつながりも、実はまわりまわって食への「安心感」につながるのではと思います。
「何を食べるか?」も大切ですが「誰が作ったものを食べるか?」「誰と食べるのか?」も、考えたい時代ですね。
だから皆さんにもぜひ農家さんのところに行ってみてほしい。ちょっとハードルは高いけど、私はそう願います。

ライター:高木史織

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
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