環境保護に貢献!おいしいだけじゃないベルリンBioライフ。だから私はオーガニックを選ぶ

環境保護に貢献!おいしいだけじゃないベルリンBioライフ。だから私はオーガニックを選ぶ
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2019.09.16

私は普段から、口に入れるものはできるだけオーガニックを選んでいます。 ベルリンに来て、それが持続可能な環境作りと繋がっていると知ったから。 今回はここドイツから、カジュアルなオーガニック生活を紹介します。

目次

オーガニックを選ぶのは自分のためだけじゃない

私が住んでいるここ、ベルリンには「Bio(ビオ)マーケット」と呼ばれるオーガニック専門スーパーがいたるところにあります。
少し歩けば「BIO COMPANY」や「ALNATURA」などチェーン店のオーガニックスーパーも数多く展開されていて、普通のスーパーにもBioコーナーがあり、価格も日本と比べると比較的お手頃。
オーガニック生活を送るには天国のような都市、それがベルリンです。
ドイツのオーガニック市場は、2001年頃から右肩上がりの成長を続けているそうです。

ドイツでオーガニックがここまで身近になったのはどうしてなのでしょう。
体にいいから? 美味しいから?

もちろん、オーガニックは美味しいですが、ドイツに住む人たちがオーガニックを選ぶ理由はそれだけではありません。
多くの人が一番にあげるのは「オーガニック商品を選ぶことで、持続可能な環境作りに貢献する」という考え方。
環境破壊に対する「NO」の意思表示として、オーガニックを選ぶ人が多いのです。

自分の買い物が環境への意思表示になるという視点は私にとって目から鱗でした。
「応援しているタレントがコマーシャルをしているから」、「好きなキャラクターがパッケージに使われているから」 ということと根本的には同じです。
「作物の作り方、環境への関わり方に賛同するから」という理由で何を買うか選ぶ。
選ぶ人が多くなるから価格が抑えられる。
それがオーガニック大国の秘密、「食べて応援」です。

ベルリンオーガニック生活のお財布事情

とはいえ、何もかもをオーガニックで選ぶことはお財布が許してくれない。
それが私の生活の実情です。
これはある日のBioマーケットの野菜のお値段。

ドイツのオーガニック認証には数多く種類があって、マークをチェックすることでどんな基準を満たしているかを細かく確認することができます。
これらはオーガニックの中でもより厳しい認証を受けた野菜のため、お高めです。
特にこの日はにんじんとキャベツが、ドイツのノンオーガニックと比べて3倍ほどの価格。
家計のレッドアラームが鳴り始めます。
一方、ほうれん草や、マッシュルーム、ブルーベリーなどは計算すると比較的お手頃。
価格差と品質を吟味(つまりお財布と相談)してのお買い物です。

オーガニックの野菜は、葉っぱや皮も丸ごと食べられて、日持ちもするので、家計に打撃!というほどの負担はちゃんと避けることができます。

ある日の「適当オーガニック食卓」

ドイツでは野菜や果物だけでなく、コスメ・スキンケアからスイーツ、チルド製品・レトルトまで、生活に必要なものはなんでもオーガニックで揃います。

オーガニックの食卓と聞くと、手間をかけて丁寧に作られた料理を想像する方が多いかもしれませんが、オーガニックのレトルトを使えば手抜き食卓も実現。
時間をかけて丁寧につくるご馳走は、余裕のある時にゆったり作れば楽しくて、ディナータイムにはぱっと花が咲くような喜びがあります。
一方で、サクッと手軽にできてすぐ食べられる「適当オーガニック食卓」もまたいいものです。

仕事が立て込んで余裕がないけど、だからこそ美味しいごはんで元気を出したい。
そんなある日の我が家のメニューを紹介します。

キッチンに立つ時間がない日の強い味方、オーガニックの冷凍食品。
本日は冷凍ピザ(2.49ユーロ、約297円)の登場です。
凍ったままのピザに、玉ねぎスライスとオリーブオイルをたっぷり、さらにエクストラチーズをトッピングして、オーブンで20分温めます。

炙られた玉ねぎの甘み、オイルを含んでジューシーな具材、パリッと香ばしい生地がたまらない絶品ピザの一丁上がり。
忙しい日の定番であり、楽しみなメニューでもあります。

オーガニックの野菜は、塩とオリーブオイルをかけてオーブンで焼くだけで深い味わいがあって、手を抜いてもお味は抜群なのが嬉しい!

そして食後には、コーヒーとオーガニックヴィーガンチョコレート。
甘さ控えめで硬めの歯ごたえがたまりません。

なぜ私はオーガニックを選ぶのか?

私がオーガニックを選ぶのは、オーガニックが「地球の環境」にいいから。

ビジネスとして、大量生産し大量販売をする企業農家と比べると、 オーガニック農家さんたちは何倍も手間暇を求められ、また一度に栽培できる量も限られています。
けれど、農薬や化学肥料を使った大量生産方法はその規模が大きいほど、環境サイクルを大きく破壊するはずです。
オーガニック農法では、自然と共存する持続可能な恩恵享受のサイクルが、農家さんの大きな努力のもとで実践されています。

そのことへの感謝や賛成の一票が、買い物で投じられる。
「オーガニックをもっと増やして!」という意思表示だってできる。

私にとって、オーガニックは自分を好きになれる選択。
自分をもっとワクワクさせられる選択です。

ライター:山根那津子

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。