温州みかん9種食べ比べ!楽天スタッフ13名が選んだ推しみかんは?リアルな感想をすべて公開
今年はみかんが美味しい!と言われますが、楽天ファームでは温州みかんだけでも10種以上を取り扱っています。同じ温州みかんで農家さんによってどう違うの?というところを、リアルに食べ比べてレポートします。
温州みかん9種をスタッフ13名で食べ比べ
楽天ファームにご出品いただいている中から、9つの農家さんの「温州みかん」を楽天グループ本社へお取り寄せして食べ比べをさせていただきました。
大きいみかんから小粒のみかん、色の濃いみかんから早生(わせ)特有の青みが残るみかんなど、個性的な温州みかんが勢ぞろいして、ご覧の通り圧巻です。
みかんの食べ比べに集まった楽天ファームスタッフは13名(あと2名は冒頭の写真にいます)で、「私、自信あります」と意気込んでいたり、朝食を抜いてきたりと、みんな気合充分で臨みました。
食べ比べの評価は、甘いか酸っぱいか、濃厚か爽やかか、の相対評価。あとは個人的感想を1つずつ書き込んでいきました。
甘いか酸っぱいか、濃厚か爽やかかについては、最後にみんなで表にまとめて、温州みかんMapにしましたので、それも一緒に1種類ずつご紹介していきます。
尚、みかんは収穫タイミングによって極早生(ごくわせ)、早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)、と呼び方が変わります。今回食べ比べしたみかんは、11月に収穫される「早生(わせ)の温州みかん」です。12月・1月になると中生(なかて)や晩生(おくて)に変わり、より一層甘く・色味も濃いオレンジ色になっていきます。
今回の温州みかんは、時期的に酸味が強い評価が出る可能性が高いですが、結果はどうなるでしょうか?
では9種のみかんを食べ比べしたリアルな感想を一挙にご紹介します。
食べ比べ結果9種類を一挙に紹介
1番目は、愛媛県八幡浜市の西南セーフティネットさんの「有機愛媛みかん」です。
温州みかんMapでは、こちらは甘味と酸味のバランスがよく、やや爽やか寄りになりました。
感想としては「オレンジジュースみたいなバランスのよさ」、「やわらかく香りが爽やか」、「何個でも食べられるみずみずしさ」、「粒によって甘味の強いものから酸味の強いものまで味わえた」などの声がありました。
2番目は、和歌山県有田市のやまがみかん園さんの「有田みかん」です。
温州みかんMapでは、濃厚さと酸味のバランスがよく、圧倒的に甘いということに位置付けました。
感想としては「一番甘みが強くて好き」、「果肉が柔らかくて美味しい」、「みかん特有の香りがいい」、「甘味が強いのに後味はさっぱり」、「口の中で酸味から甘味に変わる!」、「美味しい!独特な甘さ」、「小さい頃に食べた一番甘いみかんを思い出す」などの声がありました。
13人中2名が「推しみかん」にこちらを選んでいました。
3番目は、静岡県浜松市北区三ケ日町の高平農園さんの「三ケ日町産みかん」です。
温州みかんMapでは、濃厚で甘いというとても魅力的な場所にマッピングされました。
感想としては「甘味が残り芳醇さ、高級感がある」、「甘味と酸味のバランスが好み」、「ジューシー!」、「甘味がギュッと詰まっている」、「甘くて濃厚で外皮が薄くて好き」、「甘くて子どもが好きそうな味」、「まったり濃厚な甘さ」などの声がありました。
13人中2名が「推しみかん」にこちらを選んでいました。
4番目は、香川県高松市の西森くだもの園さんの「小原紅早生(おばらべにわせ)」です。
温州みかんMapでは、とにかく濃厚で、そのうえ酸味も感じられるという位置になりました。
感想としては「赤くて濃い」、「美味しい香りがする」、「好き!!皮が薄くて酸味が程よく香りがいい」、「すごく濃い!美味しい!」、「コクがある」、「濃いめで甘みと酸味のバランスがいい。ジュースにしたい」、「口の中に芳醇な風味が広がる」などの声がありました。
13人中3名が「推しみかん」にこちらを選んでいました。
5番目は、和歌山県海南市下津町の鈴木農園さんの「下津町産みかん」です。
温州みかんMapでは、圧倒的に濃く、やや酸味があるという場所にマッピングしました。
感想としては「コクと酸味がある」、「好みの味」、「むいた時から果汁があふれる」、「ちょっと酸味があって爽やか」、「酸味が強いみかんが好きなので美味しかったです」、「最初甘くて後から酸味がくる」、「タネあり」「酸味強めで味がギュっと凝縮されている感じ」などの声がありました。
13人中1名が「推しみかん」にこちらを選んでいました。
6番目は、熊本県玉名市のさかもとふるーつさんの「有機温州みかん」です。
温州みかんMapでは、やや爽やかで酸味よりに位置しましたが、とても甘いという意見もあり個体差がありそうでした。
感想としては「大きい!酸味を感じるが甘くて濃いので美味しい」、「少し酸っぱいけど濃いめで美味しい」、「シンプルで雑味がない」、「やや酸味よりで口に少し残るほのかな甘み」、「ぷりっとした果肉感がしっかりしている」「皮が厚い気がするが、ほおばった時の満足感がある」「自分の個体はかなり甘かったが、他のを食べたら酸味が強いものもあった」などの声がありました。
7番目は、熊本県玉名市の右田柑橘さんの「有機肥のみらい」です。
温州みかんMapでは、とても濃厚で酸味が際立つところに位置しました。
感想としては「酸っぱいけどコクがあって好き」、「昔たべた懐かしい感じのするみかん」、「酸味がありつつTHEみかんって感じ」、「一番爽やかですっきりしていました」、「酸味ファンにはたまらない」、「酸味が強めで後から甘味がくる」などの声がありました。
13人中2名が「推しみかん」にこちらを選んでいました。
8番目は、愛媛県松山市中島の農音さんの「中島みかん」です。
温州みかんMapでは、かなり濃厚でバランスのいい酸味が感じられるという場所に配置されました。
感想としては「濃い!と思わず口にでちゃうほど感動の濃さ」、「パンチがある」、「皮が薄くて実を傷つけてしまうけど、凄く好み」、「水分量が多くて好みの味」、「果実がきれい」、「食べ応えがあって満足感たっぷり」「実がぎっしり詰まっている」などの声がありました。
13人中3名が「推しみかん」にこちらを選んでいました。
9番目は、宮崎県日南市の緑の里りょうくんさんの「みつばちみかん」です。
温州みかんMapでは、すべてのバランスの整ったど真ん中に位置しました。
感想としては「果肉が柔らかくて爽やか」、「まろやかな味」、「バランスがよくて食べやすい」、「コクがあってデザートのゼリーのよう」、「粒によって甘味が強いものと酸味が強いものがある」、「つぶつぶ感がよい」などの声がありました。
スタッフが選んだ推しみかんを発表
今回の温州みかん食べ比べでは、どのみかんもレベルが高くて、いつも食べているみかんより美味しいという意見が多かったです。その中で、あえて1位を選ぶなら?ということでアンケートをしたところ、票がばらけましたが、「推しみかん」を2つ選出しました。
我々スタッフの推しみかんは、農音さんの「中島みかん」と、西森くだもの園さんの「小原紅早生」です。
中島みかんはパンチのきいた濃厚さ、小原紅早生は芳醇な香りと赤い魅惑の果実で、どちらも記憶に残る個性的な温州みかんだと思います。
他にも好みによって、1番が違っていましたので、あなた好みのみかんを探してみてください。
酸味が強い温州みかんも、1月になると酸味が和らぎぐっと甘くなるものもありますので、そういった味の変化も楽しめるといいですね。
余談:どっちから食べる?白いのとる?
余談ですが、普段こんなに多人数で、こんな大量のみかんを食べることがないので、9個一気に完食する方、隣の人とシェアする方、持ち帰りを想定して半分むかずに食べる方など、個性豊かで面白かったです。
そして、いろんな食べ方があるなと思い、ふと気になったこちらの疑問、みなさんはいかがですか?
Q1. 温州みかんはどっちからむきますか?(ヘタのある方を頭だとして)
楽天ファームスタッフでは13名中、頭からむく人が3名、お尻からむく人が9名で、お尻からむく人の方が多かったです。これはご家庭によって慣れがあるのかなと思います。私自身は、頭からむく方が綺麗にむけるとわかっていながら、幼い頃からの癖でやっぱりお尻からむいてしまいます。
Q2. 白い繊維状のもの(アルベド)は取り除きますか?
こちらは13名中、とらない人が10名、とる人が3名で、とらずに食べる人が多かったです。ただ、とらない時ととる時があるという意見もあり、むいた時の感覚だったり、その時の気分だったり、時々で変わってくるようでした。ちなみにこの白い繊維状のものは「アルベド」という名前があるそうです。
さて、今回の温州みかん食べ比べ企画は楽しんでいただけましたでしょうか?
楽天ファームでは、みかん大好きなスタッフが全国の農家さんから厳選して契約農家のこだわりの柑橘をお届けしております。
みかんの美味しいこの季節!ぜひ楽天ファームであなたの「推しみかん」をみつけてくださいませ。やっぱり冬はこたつでみかんが思い出されますね。どうぞ、みかんをお供に、あたたかくしてお過ごしくださいませ。
- この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
- 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
- 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。