野菜の個性 一つとして同じものはない Farm to Table Vol.30

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?季節も巡って早いもので、Farm to Tableも今号で30号を迎えることができました。昨年はどんなお便りをみなさんにお届けしたのかな？なんて思い出しながら、今号もお届けしていきたいと思います。

前回冬の寒い中での土の中の様子をお届けしました。少しづつ暖かくなって、土の中の昆虫や生き物も起きて、微生物や菌やウィルスも仲間の数を増やして活動が活発になってきます。虫たちの働きや、菌の増殖で土の中が活発になると、種まきをした野菜達もその力を借りて、グングンと成長を始めます。

同じ野菜とは言え、種一粒一粒がそれぞれの遺伝子を持っていて、一見同じように見える土の中の環境下でも条件は少しずつ違うので、一つとして同じ野菜ではありません。平均するとこんな感じ！という野菜の大きさや形ですが、遺伝子も違えば、育った環境も違えば、生育にかかっている日数も違い、よく見ると一つずつ個性があります。そしてその後出荷される際に、きれいに整えられてみなさんにお届けするときにも、同じようにみえても一袋ずつは個性があり、全く一緒という事はありません。

見た目で選別されがちな野菜ですが、たとえ健康に育った野菜でもそれぞれに個性があるので、その個性を生かしてできるだけ丁寧に出荷するように心がけています。そうしてお届けする野菜は、いつしか楽天ファームらしい野菜となっていきます。

楽天ファームでは野菜セットだけではなく、カットサラダや冷凍食品など多岐にわたり楽しい美味しい商品をお届けしています。また、日本全国に契約農家さんがいて、野菜だけなく色とりどりな季節のフルーツなどもお届けしています。今後もどうぞ、お楽しみに！！

ピンク色が可愛い食材として人気が出てきたビーツですが、栄養価もすごいんです。「ベンタシアニン」と言って鮮やかな色素はポリフェノールの一種で、とても優れた抗酸化力があり、体の中の活性酸素を取り除く働きがあります。また、「ベタイン」という特有の栄養成分も含まれ、肝臓の機能を高める働きもあります。是非ボルシチに挑戦してみてください！

今回のレシピは「ボルシチ☆ウクライナの家庭の味☆活力鍋で簡単に♪」です。
ロシア料理として知られるボルシチ、実はウクライナの家庭料理です。いろいろなレシピがありますが、家庭で早く煮えるように野菜を小さめに切るのが庶民の味っぽくて好き。

詳しい作り方はこちら（楽天レシピ）でご覧ください。

今後より一層楽天ファームらしさをお届けしていきたい！という事で、今までは畑だよりという内容でお届けしてきましたが、次号からはパワーアップした内容でお届けしていきたいと思います。


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