愛情で、さらに美味しく変身っ! Farm to Table Vol.24
楽天農業のオーガニック野菜は、農場を感じる季節のお便り「Farm to Table」を添えてお届けしています。地球にもあなたにもやさしい野菜を。今回は2021年11月16日号の一部をご紹介します。
畑だより
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。そろそろ温かい食べ物が恋しい季節になってきましたね。野菜のほとんどが水溶性のビタミンを含んでいるので、スープやお鍋などは、是非丸ごと飲み干して下さいね。
さて、前号のレターでは種から育った小さな苗になった後の「間引き」についてお伝えしました。これから元気に育とうとしている小さな芽を摘み取ってしまうのは少しかわいそうな気もしますが、みなさんの食卓に元気な野菜をお届けするためにも、欠かせない作業となっています。
適正な距離感に間引きされた野菜達は、太陽の光をまんまんに浴びて光合成をしながら大きくなっていきます。育っていく上で、太陽の光をどれだけ浴びることができたかによって、同じ期間成長したとしても、野菜の元気度は大きく違ってきます。また、間引いたことによって風通しも良くなり、隣にある作物と適正な距離を保つことで、水分や肥料分を奪いあうことなく、余計な競争をすることなくのびのびと育っていくことができます。
狭いぎゅうぎゅうに詰め込まれたスペースで、育っていく上での栄養や環境も奪いあわなければいけない状況では、一見見た目は同じように見えても、できた野菜の元気度、いわゆる栄養成分は違ってきます。元気な野菜を食べることは、私達の体にも元気を分けてくれています。
という事で、種をまいたら、次には間引きという作業がセットで待ち構えているので、間引きの時期を早過ぎることなく、また、遅すぎることなく進めていかなければなりません。これがなかなか思うような時に、思うように段取りするのが難しい……という毎日です(笑)。
ピックアップ野菜「大原女(おはらめ)」
楽天ファームではサラダにも入っていて、みなさんにおなじみの「大原女(おはらめ)」だと思います。スーパーなどではあまり見かけたことがないと思いますが、大原女は白菜の仲間です。「半結球白菜」で、てっぺんが巻くことが無く、半分開いた状態でも美味しい白菜です。しかし、季節や大きさによっては普通の白菜の様に巻いてきます。巻いていても巻いていなくても、煮てもサラでも、バリエーションを楽しめる美味しい野菜です。
季節の野菜レシピ
今回のレシピは「白菜とベーコンのクリームスープ」です。
大原女は白菜の仲間なので、このレシピを大原女に変えても美味しくいただけます。
詳しい作り方はこちら(楽天レシピ)でご覧ください。
さて次回は、「虫食い野菜は美味しい?」の謎に迫ります。お楽しみに!
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