農業も冬景色 選別の様子 Farm to Table Vol.25
楽天農業のオーガニック野菜は、農場を感じる季節のお便り「Farm to Table」を添えてお届けしています。地球にもあなたにもやさしい野菜を。今回は2021年12月1日号の一部をご紹介します。
畑だより
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。寒さも本格的になってきて、農場での野菜達の成長もゆっくりになってきています。朝も霜が降りるようになると、朝一番で収穫していた野菜も、夕方の収穫時間になります。山あいは3時頃を境目に急に寒くなってくるので、暗くなる前に一気に収穫をします。
さてそんな中、農場の風景も冬景色になっていきます。周りに生えていた草も冬草になり、また、周りにいた虫たちも冬眠に入ったり、動きも鈍くなり、絶対数はかなり少なくなります。じゃあ、悩まされていた虫食い被害は無くなるのか?というとそれが難しいのです。楽天ファームでは年間を通してみなさんの食卓に野菜をお届けしているので、冬の間も野菜の栽培をしています。冬は野菜も寒いので少しずつ成長ができる様に暖かい環境を整えてあげるのですが、野菜が快適な環境になるという事は、虫や草にとっても快適な環境だという事で、どこまでも共存共栄の関係は切れることはありません。虫も少ない食料を求めて畑の野菜を求めてくるわけです。じゃあ、「虫も食べるほど美味しい野菜なのか!!」と言われる訳ですが、これには少し世の中で言われているのとは違う実情があります。
有機JAS認証で登録されている農薬というものもあるのですがそこにも限界があり、全く虫がいなくなる、野菜が食べられなくなるという状況はありません。でも、お届けさせて頂いている野菜がどうして虫に食われていなくてきれいなのか?または、ちょっとしか食われていないけど?と思われるお客様の声も聞こえてきそうです。
農場で収穫してきた時点では、虫食いのある野菜や雑草などが入り混じっていたり、形が悪い物や枯れた葉っぱが残っていたりするものを、出荷場に搬入された後に丁寧に選別をします。また、実際の畑ではきれいにできている野菜の隣に、葉っぱが全部食べられてしまって軸しか残っていないものがあるのも事実です。人の手で選別されてきれいな野菜に変身するのは納得だと思いますが、畑で虫食いの無いきれいな野菜ができるのはなぜか?に次回迫りたいと思います。お楽しみに!
ピックアップ野菜「バターナッツ」
変わった形のバターナッツですが、かぼちゃの仲間です。水分が多めでクリーミーなのが特徴。なので、煮込み料理には向いていなくて、スープにしたりプリンにしたりして食べると、とっても美味しいです。これからの季節、種の部分をくりぬいてグラタンにするのもオススメです!
季節の野菜レシピ
今回のレシピは「バターナッツかぼちゃの簡単濃厚スープ」です。
ちょっと面白い形のバターナッツかぼちゃ。ナッツのような風味とねっとりとした果肉が特徴♪繊維質が少ないので、ポタージュなどスープにするのが一般的です。
詳しい作り方はこちら(楽天レシピ)でご覧ください。
さて次回は、畑で虫食いの無いきれいな野菜ができるのはなぜか?に迫りたいと思います。お楽しみに!
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