みずから甘みが増すって本当?旬のほうれん草と小松菜。グリーン有機野菜のおいしさの秘密を取材!

みずから甘みが増すって本当?旬のほうれん草と小松菜。グリーン有機野菜のおいしさの秘密を取材!
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最終更新日:2021.08.04 公開日:2021.03.11

千葉県にある「飯田農園」と「ファームグリーンハウス」は、農薬や化学肥料を使わない有機栽培で葉物野菜を作っています。 寒い時期においしさが増すって本当?畑へ行き、ほうれん草と小松菜を味わってきました!

目次

有機栽培の大ベテラン!農家さんの畑にいきました

楽天ファームで発売の日本全国から旬のオーガニック野菜セット(※)」の葉物野菜の魅力を伺いました。※旬野菜のセットのため、時季によって野菜の種類や内容はかわります
(2021年2月11日に取材。感染予防のため当日は常にマスクを装着し消毒をして、畑では距離を保ち会話。撮影時のみマスクを外しています)

まずは飯田さんの畑へ。有機ほうれん草を食レポ

なに、この上品な甘さ?!ほうれん草なのにえぐみがなく、ふかふか食感がおいしい~!!

ビニールハウスで大切に育てられたほうれん草は、箱入り娘のよう!素直でピュアな味がしました。
クセがなくて食べやすいから野菜が苦手な方にも良さそう。ちなみに都内のホテルへも提供していて朝食で人気なのだとか。では、これから飯田さんの作るほうれん草のおいしさの秘密をお聞きします。

―――飯田さんの作るほうれん草。おいしさの秘密を教えてください

野菜本来の生きる力を活かした甘さ

冬のほうれん草は、寒さから身を守るため自ら糖度を増すので、いつもより甘く感じるのかもしれないですね。鮮度がいいと根っこも濃いピンク色で、葉っぱにも厚みがでるから、お客さまからも食べるとふかふかと口当たりがやわらかくておいしいと言われます。

―――独自のデータ分析による「タイミング栽培」とは何ですか?

見極めが大事!野菜の「旬」×食卓の「食べごろ」

千葉県香取市の地で代々家族で農家を営んでいます。自分の代から毎日栽培のタイミングを分析して研究するようになりました。

お客さまが食べるタイミングが、野菜の旬であってほしいと考えて、そこから逆引きして計算する。過去のデーターを元にそれぞれの野菜の成長傾向を分析して、種をまく時期や、野菜の種類を決めてるんだよ。まぁ、分析が当たるときもあれば、外れる時もあるけどね(笑) 

自分が作る野菜は、なるべく旬を逃さず、おいしく食べてもらいたいから、消費者の立場に立った栽培スタイルを心掛けてるよ。

ほうれん草が主役!絶品レシピ

取材時に飯田さんからお裾分けいただいたオーガニックほうれん草。せっかくなので味わい尽くしたい!サラダとアレンジレシピ2品ご紹介します。ほうれん草が好きな方はぜひ、お試し下さい。

レシピ①ふかふか♪「ベーコンのほうれん草サラダ」

◆材料:2人分
・ほうれん草…3束
・ベーコン…6枚(カリカリに焼く)
・エクストラオリーブオイル…適量
・ワインビネガー…適量
・いりごま…適量
・塩コショウ…少々(お好みでハーブソルト)

<作り方>調理時間3
① ほうれん草を洗う。
② 切ったベーコンをカリカリになるまで焼く。
③ 調味料をお好みの量まわしかけて完成。

〇食べてみた感想
クセもなく、ふかふかとした食感でおいしかったです。ほうれん草自体がおいしいので、素材を主役にして、味付けはシンプルで十分です。肉厚の葉っぱがボリューミーで、サラダなのに食べ応えがありました。

レシピ②濃厚♪「スピナッチのイタリアンサンド」

◆材料:2人分
・ほうれん草…4束
・ベーコン…4枚
・しめじ…1/4パック
・舞茸…半パック
・にんにく…1/2かけ
・バター…大さじ1
・とろけるチーズ…適量
・マヨネーズ…大さじ1
・塩…適量

<作り方>調理時間15
① 茹でたほうれん草をみじん切りにする。
② ベーコンをみじん切りにしてカリカリになるまで炒める。
③ しめじと舞茸をみじん切りにする。
④ にんにくをすりおろし、香りが出るまで熱する。
⑤ ④にバターと塩で味を整え炒める。しんなりしたらとろけるチーズを加える。
⑥ ベーコンときのこ、ほうれん草を合わせ、マヨネーズを加え混ぜる。
⑦ ⑥をパンにサンドして完成。

〇食べてみた感想
スピナッチとチーズがとろ~り溶け合うサンドイッチでした。ほうれん草の濃厚な味わいが、濃いめのコーヒーやワインともあいそうです。イタリア風に今回はピタパンで作りましたがトーストした食パンにはさんでもOKだと思います。

◆今回ご紹介の飯田さんの「有機ほうれん草」が入っているかも!?
日本全国のオーガニック農家から旬の有機野菜をセレクト!

続いて篠崎さんの畑へ。有機小松菜を食レポ

え、生で?えぐみがなく、ほのかに甘い。エレガントな味わいの小松菜
のびのびと育てられた小松菜は、色が鮮やかで、葉に張りがあり、茎もシャキシャキしておいしい~!!小松菜といえば、いつも必ず火を通して使っていましたが「生」でも食べられると知って驚きました。では、篠崎さんへ小松菜のおいしさの秘密をお聞きします。

―――篠崎さんの作る小松菜。おいしさの秘密とは?

少し大きめに育てることで、えぐみ・苦みを抑え、生で食べられるように!
千葉県多古町でも有数の、広大な面積の畑で有機栽培を営む「ファームグリーンハウス」の篠崎さん。新しい栽培方法を取り入れるなど様々な工夫と失敗の試行錯誤の上、生で食べられる有機小松菜が誕生しました。

ハウス栽培なので、生でもやわらかくておいしいよ。
まずは、サラダやジュースで、小松菜そのもののおいしさを楽しんでほしいね。

―――大規模農園で、有機栽培をはじめたきっかけは?

子どもに食べさせたいと思う、安全安心な野菜を作りたい
まだ子どもが小さかった頃に、畑で農薬のかかった野菜をそのまま口に入れようとしたのを見て、農薬を使うのを止めようと決心したんだ。
今では有機認証も取得して、安全とおいしさの両立を目指しています。

小松菜(こまつな)が主役!絶品レシピ

取材時に篠崎さんからお裾分けいただいたオーガニック小松菜も!味わい尽くしたい!!アレンジレシピ2品ご紹介します。小松菜が好きな方はぜひ、お試しください。

レシピ①見た目も味もGOOD!「小松菜の豆乳ポタージュ」

◆材料:2人分
・小松菜…2株(100g)
・玉葱…1/4個
・バター…10g
・水…150 ml
・コンソメ…小さじ1/2
・豆乳…200 ml
・塩…少々
・黒こしょう…少々
・生クリーム…お好みで

<作り方>調理時間30
①小松菜は根元を切り落とし3cm幅に切る。
②玉葱は繊維に沿って薄くスライスする。
③鍋にバターを溶かし②を炒め、しんなりしたら小松菜を加え炒める。
④半量程になったら水とコンソメを加え、煮立ったら蓋をして弱火で5分煮る。
⑤粗熱を取り、ミキサーにかけ滑らかになるまでかくはんする。
⑥鍋に戻して豆乳を加え軽く温め、塩で味を調える。
⑦器に盛り、黒こしょうをふる。
※お好みで生クリームを回しかける。

〇食べてみた感想
鮮やかなグリーンと小松菜が爽やかでした。洋風&豆乳でクセがなく美味しくヘルシーな仕上がり。お浸しや煮物など定番メニューになりがちな小松菜を、今回は、洋風のポタージュにアレンジしましたが、作り置きにも便利で、朝食のお供や小松菜の大量消費にももってこいです!お好みの生クリームは、器を動かすと沈んでしまうので、食べる直前にかけてくださいね。(この日は偶然にも、ハート型になりました♪)

レシピ②ぱくぱくが止まらない♪「リッチな小松菜ラザニア」

◆材料:2人分(縦18×横24×深さ4cmのグラタン皿1枚分)
・ラザニア用パスタ…6枚
・ミートソース缶詰…1缶
・ピザ用チーズ…80g
・バター…適量
・オリーブオイル…少々
・パセリのみじん切り …少々

■ 小松菜のホワイトソース
・小松菜…2株(100g)
・水…50ml
・バター…10g
・薄力粉…大さじ2
・牛乳…150cc
・塩コショウ…少々

<作り方>調理時間45
①小松菜は根元を切り落とし3cm幅に切る。ミキサーに入れ、水を加えかくはんする。
②鍋にバターを入れ弱火で溶かす。薄力粉を入れ、木べらで滑らかになるまで混ぜ炒める。
③牛乳を少しずつ加え、ダマにならなくなるまで混ぜ続ける。①を加え混ぜ合わせ塩こしょうで味を整える。とろりと滑らかになったら火を切る。
④ラザニア用パスタは表示通りに茹で、水を切りバットなどに広げ、オリーブオイルを塗りくっつかないように冷ましておく。
⑤オーブンを200℃、15~20分に予熱セットする。
⑥耐熱容器にバターを薄く塗り、小松菜ホワイトソースの半量を流し入れる。
⑦⑥の上にパスタを2枚並べる。その上にミートソースの1/3量をのせる。
⑧⑦の上にパスタを2枚並べ、ミートソースの1/3量、ホワイトソースの半量を流し入れる。その上にパスタを2枚並べる。その上にミートソースの1/3量をのせる。
⑨ピザ用チーズをのせ、オリーブオイルを回しかけ、200℃のオーブンで15~20分程度焼く。表面にこんがり焼き目がついたら取り出し、パセリのみじん切りを散らす。

〇食べてみた感想
見た目も緑(小松菜ホワイト)&赤(ミート)&ラザニアパスタ(白)のトリコロールカラーでテーブルが華やかになりました。ラザニアは濃厚さがおいしいと感じますが、ミートとホワイトのダブルソースで、中々たくさんだと頂きにくいイメージはありませんか?!今回は、ホワイトソースの分量を減らし、小松菜を入れることで軽く仕上がりました!オリジナル小松菜レシピをひと工夫でハイレベルに見せつつ、ミートソースやホワイトソースなど市販の缶も活用することで、時短&手軽に作れます。特別な日に大切な人をおもてなししてみてはいかがでしょう?

小松菜レシピ提供:AIさん(フードコーディネーター)

今回ご紹介の篠崎さんの「有機小松菜」が入っているかも!?
日本全国のオーガニック農家から旬の有機野菜をセレクト!

編集後記

旬野菜を畑でいただく贅沢。畑でいただいた採れたてのほうれん草と小松菜は、今まで食べたものとは全く違い、上品な味わいが驚くほどおいしかったです。「ふかふかで、甘いです~!」とぱくぱく平らげる姿をみて「そう?」とはにかむ飯田さん。「よく言われるね~」とニコニコ篠崎さん。大ベテラン農家さんの笑顔が印象的でした。寒さから身を守るために、自ら糖度を増すなんて、野菜本来の生きる力、たくましいです。(感動~!) 今回、現地撮影からアテンドまで、株式会社温市(ぬくもりいち)の河合さんに多くご協力いただきました。ありがとうございました。取材当日「温りのある食卓と畑の架け橋になりたい」とおっしゃった言葉がとても印象的でした。カメラを片手に全国の畑巡りに奔走されている姿を、いつか取材させてください。(キカ)

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
CATEGORY :農家さん

ライター情報

  • Noumusubi
  • Kika

    農むすび編集部。兵庫県出身。祖母は愛媛のみかん農家。段ボール箱で毎年みかんが届き1日10個以上食べていた。趣味はARTと旅とワイン。金融から農業のメディア編集にチェンジ。農家ってカッコイイ!子供たちが憧れる職業となるよう、農家さんの人生に向き合い、心に響く記事作りを心掛けている。

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