真夏の日、スイカとメロンで冷やして Farm to Table Vol.57

真夏の日、スイカとメロンで冷やして Farm to Table Vol.57
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公開日:2023.07.01

楽天農業のオーガニック野菜は、農場を感じる季節のお便り「Farm to Table」を添えてお届けしています。地球にもあなたにもやさしい野菜を。今回は2023年7月1日号の一部をご紹介します。

目次

畑だより

“ん~まい”スイカ、食べてみて!

真夏の太陽のもとで一番輝く果物といえば「スイカ」ではないでしょうか。
シャリシャリとした食感と、甘くて瑞々しい果汁。
キンキンに冷やして食べれば暑さもふっ飛ぶ夏の極上デザートです。
山形県は日本でもトップクラスのスイカ生産量を誇るスイカ産地。
スイカ作りに適した栽培環境と丁寧な職人技により、
今年も“ん~まい(おいしいを意味する山形の方言)”スイカが実っています。

あなたに真っすぐ届ける“本物”メロン

メロンという果物に、真剣に、ひたむきに、情熱を燃やして向き合う人たちがいます。
安全安心を追求して作られた「本物のメロン」はとにかく“食べやすい”。
嘘はつかない。妥協しない。勝負を積み重ねる。
そんな想いが重なった2名の農家さんとメロンを紹介します。

契約農家「あべ農園」山形県尾花沢市

契約農家「あべ農園」山形県尾花沢市

山形県尾花沢市
(有)あべ農園

国内でも「尾花沢スイカ」といえばスイカ界のトップブランド。
夏真っ盛りに旬を迎える尾花沢スイカは、昼夜の寒暖差により甘みたっぷりに育ちます。
そんな尾花沢スイカを作る阿部真一さんご家族は、「家族や孫にも安心して食べられる美味しいものを」という想いで、スイカ畑に日々足を運んでいます。 たい肥や有機質由来の肥料を使い、重労働である“つるひき”作業を行い、美味しいスイカのために手間を惜しみません。

楽天農業契約農家「あべ農園」山形県尾花沢市

金色羅皇(こんじきらおう)
“スイカ界の新王者”との呼び声も高い、黄金色の果肉の大玉スイカ。2021年に登場した新品種で、「とにかく甘くて美味しいスイカ」を追求して誕生。
その名にふさわしく、糖度14度以上を記録するほど“とにかく甘い”のが特徴。

契約農家「安部ぶどう園」山形県長井市伊佐沢地区

契約農家「安部ぶどう園」山形県長井市伊佐沢地区

山形県長井市伊佐沢地区
安部ぶどう園

安部真理さんは農家の次女として生まれ、父の跡を継いで長井市伊佐沢地区でぶどうとスイカを作っています。
知る人ぞ知る「伊佐沢スイカ」は、抜群のシャリ感と甘さが自慢。
そんな安部ぶどう園のこだわりは、化学肥料だけに頼らない自家製有機肥料を使った土づくりにより、伊佐沢の土と水の力を引き出すこと。出荷前にはベテラン農家がスイカを1玉ずつ叩いて音を確認し、完熟を見極めています。

契約農家「安部ぶどう園」山形県長井市伊佐沢地区

姫まくら
ラグビーボールのような楕円形で、赤い果肉の小玉スイカ。 シャリっとした食感と、大玉スイカに負けない高糖度が特徴。
果皮が薄く、皮のぎりぎりまで美味しく食べることができる。

契約農家「坂本正男」北海道中富良野町

契約農家「坂本正男」北海道中富良野町

北海道中富良野町
坂本正男

「実がなるまで5年、お客様に届けられるまで更に5年かかったんです」
そう語るのは北海道中富良野町でメロンの有機栽培に取り組む“名人”、坂本正男さん。
化学合成農薬・化学肥料を使わないために害虫や病気が多発し、最初の5年間は収穫量ゼロ。その後更に5年間、出荷できる品質へと改良を重ねる苦節の日々でした。
度重なる失敗を乗り越えた末にたどり着いたメロンは「毎年食べたくなる」「全く飽きない美味しさ」とリピーターが続出しています。
品質を妥協することなく、糖度は15度以上をキープ。お客様をがっかりさせたくないという想いが坂本さんの原動力です。
我が子以上に手をかけて育てた究極のオーガニックメロン、「坂本正男のメロン」を北海道よりお届けします。

契約農家「坂本正男」北海道中富良野町

有機JAS認証 赤肉メロン
2000年に有機JAS認証を取得し、以来20年以上“有機一筋”で作られたメロン。 化学合成農薬・化学肥料不使用。
品種は北海道生まれの「ゆめてまり」。糖度がのりやすいジューシーな赤肉メロン。

契約農家「くまさんの森」岡山県倉敷市

契約農家「くまさんの森」岡山県倉敷市

岡山県倉敷市
くまさんの森

園主の髙木俊治さんは、東京でのサラリーマン生活を経て、農業の道に進みました。 茨城のメロン農家で修業後、福島に移住するものの東日本大震災が起こり被災。 農業を諦めきれず、新たに就農地を探し、農業を志してから7年の年月を経て、岡山県倉敷市でメロン農家になりました。
「極み減農薬」と名付けたオリジナル農法では、除草剤、化学肥料は使わず、農薬使用量は栽培期間中2~3回に抑えます。
メロン本来の力で育てるため、えぐみがなく、食べると元気が湧いてくるような極上のメロンに仕上がります。
万が一虫が発生してしまったら、一匹ずつマスキングテープで取り除く。そんな細やかな日々の作業を通してメロンと向き合い、「メロン作りは手抜きしない」という信念を貫いています。

契約農家「くまさんの森」岡山県倉敷市

ゆうか
まろやかな甘みとさっぱりとした後味を併せ持つ、“のどごしで味わうメロン”。
完熟すると果皮は黄金色に色づき、芳醇な香りを放つ。
透明感のある果肉は見た目にも涼しげで、ジューシーで滑らかな舌触りは初夏にぴったりの味わい。

Writer:額見 奈央(ぬかみ なお)
有機農業と女性による農業をもっとスタンダードにするのが目標の楽天農業社員。農家さんのこだわり商品を届けたい。
過去の農むすび執筆記事はこちら

STAFF's PICKS「五感を研ぎ澄まして味わいたい本物の味」

値段を見てびっくり、一口食べて「もはやステーキじゃん…!」ともっとびっくり。
他のものと一緒に食べるのが惜しくなって、急いでおかずとご飯を食べ終え、ゆっくりと五感を研ぎ澄ましてソースかけずに残りのハンバーグを平らげました。
事務所のある静岡には有名なハンバーグ屋さんがありますが、それに負けないくらい、驚くほどのジューシーさと肉肉しさ。家でこのクオリティのハンバーグを食べられると思うと、もう感動してしまいました。 牛肉、玉ねぎ、オリーブオイル、黒こしょう、岩塩、ナツメグ。それ以外のものは一切入っていない上、全て有機にこだわり抜いたからできた、本物の味。
自分へのご褒美や大切な人の誕生日など、至福のひと時をぜひこのハンバーグと一緒に味わってみてください!

STAFF's PICKS「五感を研ぎ澄まして味わいたい本物の味」

次回はどんな人からのメッセージがあなたのもとに届くのか、お楽しみに!


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  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。
CATEGORY :農家さん

ライター情報

  • Noumusubi
  • Farm to Table編集部

    楽天農業株式会社で発行を担当する「Farm to Table」の制作チーム。楽天ファームの自社農場より、日々の畑仕事や農場メンバーの熱い想いをダイレクトにお伝えしている。月2回発行のフライヤーは商品と一緒にお客様へ直接お届け。最新号はご自宅に届くオーガニック野菜とお楽しみください!

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