農家の新人研修とは?農家が育つ、会社の仕組みづくりを学ぶ。楽天農業(株)から現地レポート!

農家の新人研修とは?農家が育つ、会社の仕組みづくりを学ぶ。楽天農業(株)から現地レポート!
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2020.04.15

農業の会社の新人研修ってどんなことをするの? 2020年4月1日から3日間、楽天農業(株)の新入社員研修に14名が参加。いきなり経営者としてのプレゼン大会を課せられた彼らはいかに…⁉現地からレポートします。

目次

「農家が育つ、会社の仕組みづくり」を学ぶワークショップ

2020年4月1日、楽天農業(株)に14名の仲間が増えました。本社がある愛媛のほか、東京、神奈川、石川、愛知、大阪、兵庫、京都、鹿児島など全国からも移住し、就農しています。 大学や専門学校や高校を卒業したばかりの新入社員は、農学部をはじめ、環境、経済、法律、地域活性論など多分野で学んできた期待のメンバーです!

(※研修中は、新型コロナの影響対策のためマスクをしています)
2020年4月1日から3日まで行われたワークショップでは、5つのグループに分かれ「農家が育つ会社の仕組みづくり」をテーマに、新入社員が経営視点で考えることにチャレンジしました。

農業をするのではなく、農家を育てる会社として、どうしたら農家の起業家を輩出していけるか?そのための新しい制度についてディスカッションし、企画にまとめていきました。

研修中の3日間、新入社員たちは自由に農地や本社の農家サポート部を訪問し、先輩たちへインタビューし、現場の声を集めていきました。
最終日には、5チームによるプレゼン大会を行いました。最優秀に選ばれた企画は、実際に社内制度として実現するかもしれないということで、各チーム自然と力が入りました。会社の成長の力になりたい!という新入社員たちの熱い想いが満々でした。

自分たちのプレゼンに熱がこもり、幹部社員たちの前へぐいぐい出て熱弁をする新入社員たちもいました。どのグループも真剣に取組み、一歩も譲らないプレゼンバトルに!さて、最優秀はどのチームの手に…?

岡本くん・志賀くん・平田くんのチームが選ばれました!

テーマは「有機JAS認証補助制度」で、楽天農業のリソースを利用して、有機JASの認証取得までの技術的な援助(農地の測量や、その他有機農法などの技術を用いた日々の記録など)をしてはどうだろうか、というアイディアでした。おめでとうございます!!

愛媛県冷凍工場での入社式と社長メッセージ

入社式では代表取締役社長・遠藤忍の農業論や、楽天農業の取り組みについて話がありました。

ーー農業のイメージは一般的に、きつい、儲からない、などのイメージを持たれがちですが、今後は高齢化が進み農家人口が益々減少していく。10年・20年後の未来を見据えたときに、農業という道を選んだ新入社員のみなさんの選択は、間違いではない。これからが農業の時代です。

若い農業人への可能性が高まる中で、楽天農業は、農業をする会社ではなく、新規就農できる『プラットホーム』を創っている会社だからこそ、私たちは今後も、農業に魅力を感じる若い人材が農業へ参入できる環境を作り続けていく。未来への可能性が溢れています。貪欲に学ぶことができ、色んな夢の見え方がある会社です。ーー

新入社員は、社長からの言葉を受け、自分たちの未来を想像して気が引き締まった様子でした。

研修で学んだこと、新入社員の声

研修後は、1カ月間のジョブローテションを行います。農地と冷凍工場→カットサラダ→農家サポートをすべて体験することで、各部門が全てつながっているということを体感します。また、自分の適性についてもここで把握します。

最後に、新入社員のみなさんに今回の研修を受けて、気づいたことや学んだことをきいてみました。

「農業のもつ、汚い・きつい・儲けがない(金がない)といったイメージは、『人』による工夫で180度転換できる可能性を持っていることに、ワクワクしました。政府の動き、法の動き、世界の現状といった仕組みや理屈について自らアンテナを張って、アイディアや工夫で変えていく姿勢が大切。理想に向けた土台づくりが、知識とそれに基づく経験によってなされるのだなと感じました。(22歳/女性)」

「様々な面で、自分にできるのかなあ…と思う事だらけで、改めて社会人になったのだという自覚が生まれました。実際にやってみて覚えることばかりだと思うので、精一杯頑張ります。契約農家のシステムは本当に興味深いなと思います。(22歳/男性)」

「日本の農業や会社の現状を知った。自分が普段食べる野菜がどのようなものなのかを考える必要があると感じた。(22歳/男性)」

「これからの数十年で、日本のみではなく、世界で農業を取り巻く環境が大きく変化する事を知り、そこに農業ビジネスのチャンスを感じることができました。(22歳/男性)」

「今の日本の状況など、知らなかったことをたくさん知ることができました。(20歳/男性)」

「学校では教えてくれない裏の話まで聞く事ができ、とても楽しい研修となりました。これから先、この会社と一緒に成長していきたいと思いました。ベンチャー企業なので、変化にすばやく対応していかなければならない事がわかりました。そうした対応力を、これから学んでいきたい。(20歳/女性)」

「社長の考える楽天農業の将来ビジョンや、僕らが将来農業をする上でのうごきの見方、硝酸態窒素の危険さなどを学んだ。また、楽天農業は1人1人の意識で会社が変わっていくので、毎日意識して先を見据える事が大切なのだと学んだ。(20歳/男性)」

「自分が思っている以上に政治と農業はつながっていると思いました。今までニュースで知るぐらいだったので、これからは進んで情報収集して理解する必要があり、理解していくことでこれからの農業の形を探っていきたいです。(20歳/男性)」

「これからの日本に一番興味を持ちました。法律から農業を見たことがなかったので、法律の改定で農業の形が変化することがわかり、ニュースの見方を変えようと思いました。(20歳/男性)」

「農業の転換期を迎えて、外資系の会社が日本に参入しようとしていることなど。(22歳/男性)」

「第三者による認証があることで品質が保証されていること。農地は簡単には借りられないため、新規就農のハードルが高いことなど学びました。(22歳/男性)」

「農薬のどの成分が体に悪い影響を及ぼすのか、遺伝子組み換え作物の何が問題なのかについて再認識できました。有機農業を行ううえで、オーガニック野菜と他の栽培方法との区別を明確に理解しなければいけないと思いました。(22歳/男性)」

「今後の農業がどうなっていくのか、JAの仕組みなど教えてもらいました。(18歳/男性)」

「有機栽培をしようと思うなら、理屈をしっかりと知る必要がある。夏に追肥しなくて冬にすると冬にすると虫がこないためなど、学校では教えてもらえなかったことを教わり、新しく学びました。楽天農業は自社のことも、独立のことも、地域のことも考えていることに関心しました。冷凍に目をつけ新しい事業をすることもすごいです。(18歳/男性)」

以上、この3日間で14名全員がしっかり新たな第一歩を踏み出せたと思います。頼もしいメンバーです。いつかユーザーさまと契約栽培などでつながるチャンスがありましたら、どうぞよろしくお願いします。

◆楽天農業株式会社で農家になりませんか
一緒に働くスタッフから有機栽培のノウハウを学ぶことができるので、安心して農家に就職ができます。農家を仕事の選択肢に入れてみてはいかがでしょう。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。

ライター情報

  • Noumusubi
  • 田口瑞季

    農むすび編集メンバー。楽天農業株式会社の人事部。大学は農学部で有機農業について学びました。農業愛には自信があります!採用は人生に関わる大切な仕事。社員のみなさまの働く時間が最高のものとなるように、そして遠藤社長の熱い想いを伝えていけるよう、これからも成長していきます。