管理栄養士はどう使う？冷凍フルーツ3種1.5㎏が届いたときの食べ方や栄養素をご紹介

楽天ファームさんより、100%オーガニック冷凍フルーツアソートが届きました。内容は3種のミックスベリー（いちご、ブルーベリー、ラズベリー）、ワイルドブルーベリー、バナナの3種類です。それぞれ500gずつジップ付きの袋に入っていました。

フルーツは農薬を使わずに栽培するのが難しいとされていますが、こちらのものは全てオーガニック（有機栽培）のフルーツを使用しているので、からだにも地球にも優しいのが嬉しいですね。

気になる冷凍フルーツの見た目や味はどうなのでしょうか？

＜100％オーガニック3種のミックスベリー＞
いちごやラズベリーの形がきれいで、収穫から包装まで丁寧に扱われているんだな！と見た目にまず感動しました！
いちごもラズベリーもブルーベリーも酸っぱさをあまり感じず甘みがしっかりしていました。色も鮮やかで、このままの見た目を生かしてタルトなどにもよさそうに思いました。

＜100％オーガニックワイルドブルーベリー＞
小粒ながらも甘みが強く、ジャムにしてもお砂糖は少なくても大丈夫そう！と感じました。小さいと解凍も早いので、何かと使いやすいですよね。
色も鮮やかで、ブルーベリーの色を生かしたいものにも最適です。

＜100％オーガニックバナナ＞
生のバナナでも味の濃いもの薄いものがありますが、こちらのバナナは味が濃くて甘みも強くもっちりとした食べ応えのある食感でした。スムージーにしても甘味料はなくて大丈夫そうです。
形も揃っているので、スイーツにも使いやすそうです！

冷凍フルーツ1.5kg！そのまま食べてもおいしいフルーツなので、アイス感覚でパクパク食べられてしまいますが、せっかくなので簡単にできる食べ方でいろいろとアレンジして楽しもうと思います。

まずはスムージー。フルーツに牛乳または豆乳を1:1の割合でミキサーにかけるだけで出来あがり！

冷凍フルーツを使うメリットは、冷たいスムージーができることです。フルーツジュースのお店で生のフルーツを使う場合、冷たくするために氷を加えると甘みが足りなくなって甘味料を追加しているところが多いようです。

楽天ファームの冷凍フルーツは、甘みもしっかりあるので、材料は牛乳だけでおいしいスムージーができました。その日の気分でフルーツを選んで、できたてのスムージーを飲むなんて素敵な朝ではありませんか？

他にも、冷凍フルーツに少量の牛乳や生クリームを加えて、フードプロセッサーにかけると、お手軽にフルーツジェラートの完成です！

もともと冷凍のフルーツなので、冷凍庫で冷やし固める必要もなく、即出来あがります。お好みで砂糖やはちみつを加えて甘みを調整してみてくださいね。

各冷凍フルーツにはどんな栄養素が含まれているのでしょうか？1袋500g分の栄養価と一回で食べやすい量30gの栄養価は下記の通りです。

＜ミックスベリー500gの栄養価＞
エネルギー…195kcal
たんぱく質…4.0g
脂質…0.5g
炭水化物…53.0g
（日本食品標準成分表2020年版（八訂）より算出）

＜ミックスベリー30gの栄養価＞
エネルギー…12kcal
たんぱく質…0.2g
脂質…0.03g
炭水化物…3.2g
（日本食品標準成分表2020年版（八訂）より算出）

ミックスベリーには、いちご、ブルーベリー、ラズベリーが入っていますが、いちごにはビタミンCが、ブルーベリーには抗酸化力の高いアントシアニン、ラズベリーには美白・美容効果のあるエラグ酸など嬉しい栄養素が含まれています。
また、ベリー類は糖質量も低く、美容にうれしい栄養素が豊富なので、お肌の調子が気になる時などに特におすすめです。

＜ブルーベリー500gの栄養価＞
エネルギー…240kcal
たんぱく質…2.5g
脂質…0.5g
炭水化物…64.5g
（日本食品標準成分表2020年版（八訂）より算出）

＜ブルーベリー30gの栄養価＞
エネルギー…14kcal
たんぱく質…0.2g
脂質…0.03g
炭水化物…3.9g
（日本食品標準成分表2020年版（八訂）より算出）

ブルーベリーには、抗酸化力が高く、目の疲れにも効果のある青紫色の色素成分アントシアニンのほか、体内の余分な塩分を排出してくれるカリウムや、皮膚や粘膜の働きを高めるβカロテンなどが含まれます。
糖質も脂質も低いので、ダイエット中でもおすすめのフルーツです。アイスが食べたくなった時など、冷凍のブルーベリーで置き換えるといいですね。

＜バナナ500gの栄養価＞
エネルギー…465kcal
たんぱく質…5.5g
脂質…1.0g
炭水化物…112.5g
（日本食品標準成分表2020年版（八訂）より算出）

＜バナナ30gの栄養価＞
エネルギー…28kcal
たんぱく質…0.3g
脂質…0.06g
炭水化物…6.8g
（日本食品標準成分表2020年版（八訂）より算出）

バナナはやや糖質の高めなフルーツですが、体内の余分な塩分を排出してくれるカリウムを豊富に含みます。むくみが気になるときには、カリウムの多く含まれるものを食べると良いとされています。
それぞれのフルーツで異なった栄養素を持つので、摂りたい栄養素からどのフルーツを摂るかチョイスしてみてもいいですね！

今回の冷凍フルーツは冷凍保存で約1年の賞味期限があります。大容量でも食べたい時に、長い期間楽しめるのは嬉しいですね。

まず届いたらすぐに冷凍庫にいれましょう！
開封後は、なるべく早めに食べるのがおいしく楽しむためのポイントです。また、繰り返し冷凍庫から出したり、しまったり、解凍して再冷凍をしたりすると、風味が落ちてしまうこともあります。
最初に1食分ずつ分けて冷凍しておくか、使う分だけ取り出してすぐに冷凍庫に戻すよう心がけてくださいね。

次の記事では、冷凍フルーツを使ったおいしいヘルシースイーツ「注目のカッサータ」のレシピをご紹介します。