中秋の名月にかぼちゃを思う秋 Farm to Table Vol.20
楽天農業のオーガニック野菜は、農場を感じる季節のお便り「Farm to Table」を添えてお届けしています。地球にもあなたにもやさしい野菜を。今回は2021年9月16日号の一部をご紹介します。
畑だより
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。今年の中秋の名月は9月21日で満月の日になります。一年の中でも最も綺麗と言われるお月様を眺めながら、お供はやはりお団子でしょうか。月の満ち欠けは種まきや農作業にも関わりがあるとされ、スケジュールを組む際に参考にしたりもします。
気候も少しづつ穏やかになり、これからは秋の収穫祭など美味しい野菜もたくさん出回る時期となってきますが、いつも気になる、一番美味しい時っていつ?という疑問です。
例えばかぼちゃですが、スーパーや産直などで購入した時に、「なんだか味もしないし、美味しくない……」と感じたことはないでしょうか?かぼちゃは通常畑で収穫された後、1か月ほど追熟と言って涼しい所で保管してから出荷されることにより甘みが増します。基本的には追熟されたものが店頭に並んでいると思われますが、たまに追熟されずに青いまま出荷されているものも見かけます。切って販売されているものに関しては追熟させるのは無理なので、甘みを加えて炊いたり、お菓子に使ったりするなど美味しくいただくには工夫が必要かと思いますが、丸ごと一つの状態だったらヘタの所がコルク状になるまで待つなどしてから食べて頂くのが良いと思います。
野菜というと新鮮・採れたてが一番という印象が強いので、すぐに食べた方が良いと思われるかもしれませんが、種類によって食べごろは違ってきます。バターナッツというひょうたん型のかぼちゃなどは、スープやお菓子にして食べて頂くのが前提なので、甘みはあまりありません。
楽天ファームでは食べごろの状態で出荷しているのですぐにお召し上がりいただくのが一番美味しい状態になっていますが、???な状態で食べごろがわからない場合はお問合せいただければと思います。
ピックアップ野菜「かぼちゃ」
最近ではいろいろな形のかぼちゃを目にするようになりましたが、味も食べ方もバラエティに富んでいて、楽しい食材として進化していますね。
ビタミンACE(エース)と呼ばれるほどに抗酸化作用も高く、お肌の為にも積極的に食べたい野菜です。種もローストして食べたり、ワタの部分もスープや餅状にしたりと、是非いろいろ挑戦してみてくださいね。
季節の野菜レシピ
今回のレシピは「お月見団子(2種)」です。
中秋の名月に我が家で毎年作るお月見団子です。月にみたててかぼちゃ団子と2種作ってみました。もちろん白いお団子だけでも♪
詳しい作り方はこちら(楽天レシピ)でご覧ください。
さて次回は、畑にお客様現れる!?です。お楽しみに!
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