発表!人気農家さんRakuten Ragri AWARD 2019

発表!人気農家さんRakuten Ragri AWARD 2019
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最終更新日:2021.07.27 公開日:2020.02.06

平成から令和に変わった2019年。重なる台風や猛暑の中、自然と向き合いおいしい作物を届けてくださった農家さんへ1年間の感謝をこめて。楽天ファーム[旧:Ragri(ラグリ)]から人気の農家さんを表彰します。

目次

最優秀賞 山本 浩太郎さん/山本農園(愛媛県)

――最優秀賞は、愛媛県で柑橘農家をしている山本浩太郎さんです!

◎受賞者コメント
「山本農園の山本浩太郎です。みなさまのご声援とご愛顧のおかげで身に余る賞をいただくことができました。心から感謝申し上げます。これからも、中島アイランド柑橘日本一の夢のため、精進していきますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します!」

・山本浩太郎さんのプロフィール
出身の愛媛県松山市の中島は、海とトライアスロン、ミカンが有名で、広島と愛媛の中間に位置する小さな島です。祖父の代から60年以上続く柑橘農家で、私は3代目。過去に千疋屋で12個入り1万円で取引されたミカンを中島で一番多く作った農家を父に持ちます。祖父、祖母、父、母、姉が2人、嫁、子供男の子2人、でっかい猫1匹にチワワ3匹と大家族でにぎやかです♪

・農法に対するこだわり
生き物との共存、土壌菌の活性化、勾配の急な山肌に適した根の張り方など、3代続く伝統をそのままに、日々研究し発展させていきたい。減農薬から有機農法への以降も視野に入れ、より安全に美味しく食べられる柑橘作りを目指しています。「日本一の柑橘を作っていた祖父、磨きをかけてくれた父、農家一本の家系の伝統はそのままに、元営業職をしてきた自分が培ったスキルで中島の柑橘産業に新しい風を吹き込み世界一の柑橘を作る」これが私の目標です。

・山本浩太朗さんの作物で2019年最も人気があったのは?
2019年度は雨が多く、黒点病や傷の多さも心配もあった中、例年より長い熟成期間を経て、おいしく育ってくれました!

人気No.1は「アイランドマドンナ」(栽培受付は4~10月)でした。濃厚な甘さとプリプリの食感!贈り物にもよろこばれている最高級柑橘です。

その他、みずみずしくジューシーなカラマンダリン(栽培受付は10月~3月)や、さわやかな香りで生産者イチオシの柑橘いよかん(栽培受付は9月~12月)なども栽培しています。

金賞 吉見 真一さん/沖縄農村事務所(沖縄県)

――金賞は、沖縄県で果物農家をしている吉見 真一さんです!

◎受賞者コメント
「多くの方々と一緒に栽培できる事によろこびを感じてます。農業は作るものではなく、できた物をそのまま頂く仕事だと思ってます。だから植物を見てあげるだけでも生育が変わるんです。私とお客さまで一緒になって見て欲しい。長ければ長いほどイイ。それが肥やしとなります。素晴らしいご縁をありがとうこざいます」

・吉見真一さんのプロフィール
奈良県生まれで大阪の高槻市で育ちました。祖父が沖縄に住んでいたので沖縄に憧れていました。住んでみるとみなさん朗らかで住み心地がよく無一文から農業を始めて多くの方に助けて頂きました。趣味は清掃で毎朝床の拭き掃除してます。楽しい人、楽しい物、楽しい事、楽しい場所が好きです。

・農法に対するこだわり
秘密は沢山ありますが一番取り組んでいるのは『菌』です。酵母菌→納豆菌→乳酸菌。全て意味があるのです。なんで種は芽が出るのか?なんで根っこはのびるのか?なんで花が咲くのか?まだ誰も明確な答えを知りません。もしかしたら、菌が全て知っているかもしれません。

・吉見真一さんの作物で2019年最も人気があったのは?

人気No.1は「潤いのやんばるマンゴー」(栽培受付は1~6月 , 12月)でした。
沖縄本島の北部に位置する「やんばる地域」でたくさんのミネラルを吸った美味しい美味しいマンゴーは濃い甘さと濃い色が特徴です。

その他、追熟しないパイナップルの収穫のタイミングをしっかりと見極め、オレンジで見た目も美しいハンサムパイン(栽培受付は3~6月)や、令和元年記念として植えたドラゴンフルーツ(栽培受付は5~9月)なども栽培しています。

銀賞 山内いくみさん/そらとつち農園(愛媛県)

――銀賞は、愛媛県で果物農家をしている山内いくみさんです!

◎受賞者コメント
「ご依頼くださるみなさまのおかげで銀の農家賞を頂くことができました!ありがとうございます!ユーザーさんとは近い距離感で作物の成長や農業への考え方をシェアできていると感じます。これからも、ユーザーさんにとってのマイファームになれるよう、私も楽しんでやっていきます」

・山内いくみさんのプロフィール
愛媛県西条市の大きく広い空に包まれた場所で、太陽をいっぱいに浴びて育つ野菜と果物の農園です。農業のメインイベントは収穫ですが、ぶどうは花を咲かせる5月も見頃です。可憐な花のさわやかな香りがビニールハウスいっぱいに広がります。8~9月の収穫に向けて房づくりや摘粒、摘心など管理作業が多い分、少しずつ大きく実っていく様子を眺めているととてもうれしい気持ちになります。出来る限り農薬は使いたくないので、種なし処理のための3回使用のみで栽培します。

・農法に対するこだわり
野菜や果物が本来持っている、甘みや酸味・おいしさなど「そのものらしさ」を最大限発揮できるような栽培方法をとっています。そのために土づくりと、虫や病気に負けない丈夫な植物の体を作れるようサポートするため出来る限り農薬を使わず栽培します。

山内いくみさんの作物で2019年最も人気があったのは?

人気No.1は「シャインマスカット」(栽培受付は4~7月)でした。
農業のメインイベントは収穫ですが、ぶどうは花を咲かせる5月も見頃です。可憐な花のさわやかな香りがビニールハウスいっぱいに広がります。8月9月の収穫に向けて房づくりや摘粒、摘心など管理作業が多い分、少しずつ大きく実っていく様子を眺めているととてもうれしい気持ちになります。できる限り農薬は使いたくないので、種なし処理のための2回使用のみで栽培します。

その他、サヤごと食べられるスナップエンドウ(栽培受付は1~2月、12月)や、皮がうすく、果肉に水分たっぷりなのにとても甘いブルーベリー(栽培受付は4~6月)なども栽培しています。

特別賞

★西崎祐也さん/ゆうや農園(岡山県)

――岡山県でぶどう農家をしている西崎祐也さん

◎受賞者コメント
「昨年もたくさんのご注文をいただいて本当にありがとうございました!今年もみなさまによろこんでいただけるよう頑張ります!!」

・西崎祐也さんの作物で2019年最も人気があったのは?

人気No.1は「シャインマスカット」(栽培受付は4~6月)でした。
大ブレイク中の皮ごと食べられる種無しぶどう、シャインマスカット。手間暇かけて一生懸命作ります。

★畑澤菜穂さん/はるひ畑(高知県)

――高知県でさつまいもや有機トマト農家をしている畑澤菜穂さん

◎受賞者コメント
「いつも応援ありがとうございます!賞を頂けると思っていなかったのでどっきりかと思いました。わーい(^^)」

・畑澤菜穂さんの作物で2019年最も人気があったのは?

人気No.1は「シルクスイート」(栽培受付は6~9月)でした。
干し芋にもぴったり。絹のように滑らかで、きめ細やかな口当たり、そして上品な甘さが特徴的な、今大注目されている、新しい品種のさつまいもです!

★大亀剛志さん/PENTA FARM(愛媛県)

――愛媛県でイチジクやレモン農家をしている大亀剛志さん

◎受賞者コメント
「特別賞ありがとうございました。もっとたくさんの方によろこんでいただけるよう頑張ります!」

・大亀剛志さんの作物で2019年最も人気があったのは?

人気No.1は「イチジク」(栽培受付は9~10月)でした。
果物作りに適した、水はけの良い日が良く当たる農地で、土づくりからこだわり、昔懐かしい味の無花果(イチジク)を優しい気持ちで作っております。

・あわせて読みたい
大亀剛志さんのインタビュー記事をみる

★春日和己さん/子どもの野菜湘南藤沢農場(神奈川県)

――神奈川県で子どものための野菜農家をしている春日和己さん

◎受賞者コメント
「会員のみなさまのご依頼、メッセージいつも励みにさせていただいています。今年もご一緒に体にいい野菜をたくさん作れればと思います」

・春日和己さんの作物で2019年最も人気があったのは?

人気No.1は「キタアカリ」栽培受付は3~6月、10~11月)でした。
毎日食べても飽きないと感じているのはジャガイモ(キタアカリにかぎらず)の油いためです。子どもたちの学校給食に提供することを目的として野菜を栽培しているので、安全性には最もこだわり、農薬、肥料、除草剤など、畑には外部から全く何も入れていません。ただ、安全でも美味しくなくては食べ続けられないので、味のいい品種を旬の時期に新鮮な状態で提供できるよう努めています。

★徳永虎千代さん/フルプロ農園(長野県)

――長野県でりんご農家をしている徳永虎千代さん

◎受賞者コメント
「今年は農園が台風19号の直撃を受けましたが、多くの方々の支えに救われました!ありがとうございました!!」

・徳永虎千代さんの作物で2019年最も人気があったのは?

人気No.1は「サンふじ」(栽培受付は7月~9月)でした。
葉とらず栽培で、見た目より味を重視。通常のものよりサイズや小さめのりんごで、小さくて食べやすいと好評です。減農薬(通常の1/3)で自然な栽培方法で育て、収穫までは葉を残し葉から養分を作るという本来の役目を生かします。甘みも栄養価も増した美味しくてジューシーな「本物」のりんごをぜひ味わって下さい!

★山内 政志さん/はっきり農園 (愛媛県)

――愛媛県でイチジクと栗農家をしている山内政志さん

◎受賞者コメント
「ありがたいことです。まだまだ若い者には負けないようバリバリやっていきます。生涯現役です」

・山内政志さんの作物で2019年最も人気があったのは?

人気No.1は「イチジク」(栽培受付は4~8月)でした。
果皮は紫黒色で実は大粒で種なし、果肉はしっかりとしていて酸味が少なく甘みが強いのが特徴です。手間暇かけて一生懸命作ります。ぜひよろしくお願いします。

★高橋幹太さん/楽天農業株式会社(愛媛県)

――愛媛県でオーガニック農家をしている高橋幹太さん

◎受賞者コメント
「いつも応援ありがとうございます!今後も農業を楽しんで、日々精進していきます!」

・高橋幹太さんの作物で2019年最も人気があったのは?

人気No.1は「安納芋」(栽培受付は7~9月)でした。
他のサツマイモと比べて、甘くてねっとりとした食感があります。サツマイモは収穫した後にしばらく置いておくとデンプンが糖に変化して、甘さが増すと言われています!おすすめの食べ方はアルミホイルなどで包んでトースターで焼くと甘さがより増します。

まとめ

日本全国に多くの契約農家さんがいますが、2019年の1年間でユーザーさんから人気のあった農家さんを紹介しました。作物で振り返ると、フルーツとお芋が人気のようでした。果実味たっぷり新鮮なフルーツに、ほっこり甘~いお芋。なんて美味しそうな!写真をみているだけでも愛情たっぷり育てられた作物たちの様子がうかがえますね。

2019年は、度重なる災害など過酷な環境の中、自然と向き合い、害獣・害虫と戦い、土の香りがするその手で、大切に作物を育て、そして私たちのもとへと農作物を届けてくれた農家のみなさま。改めてありがとうございました!!

受賞者コメントからも、「中島アイランド柑橘日本一の夢のため、精進していきます」という心意気や、「まだまだ若い者には負けないようバリバリやっていきます。生涯現役です」などの頼もしいお声、「農園が台風19号の直撃を受けましたが、多くの方々の支えに救われました!」という感謝のお気持ちなどをいただきました。農むすびも作り手の素顔や作物の裏側にある物語をお届けできるよう、2020年も農業メディアとして邁進いたします。

最後に、本当はもっとたくさんの紹介したい農家さんがいますので、ぜひ楽天ファームで探してみてくださいね。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。

ライター情報

  • Noumusubi
  • 農むすび編集部

    農家さんとYOUをむすぶ楽天の農業メディア「農むすび」の編集部です。

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