柑橘おすすめ5選!紅八朔、甘夏、文旦、不知火...スタッフ自腹買いで食べ比べしました

柑橘おすすめ5選!紅八朔、甘夏、文旦、不知火...スタッフ自腹買いで食べ比べしました
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最終更新日:2022.12.28 公開日:2021.12.29

ここ1年であらゆる柑橘を食べ比べしてきたという楽天ファームの商品担当:高橋圭(たかはしけい)さん。仕事かと思ったら、すべて自腹買い!そんな彼女の舌を唸らせた柑橘おすすめ5選をご紹介します。

目次

なぜ柑橘を食べ比べ?自腹買いでハマった高橋さん

なぜ柑橘を食べ比べ?自腹買いでハマった高橋さん

――なぜ柑橘の食べ比べをはじめたのですか?
あまり柑橘を食べたことがなかったので、楽天ファームの商品担当として、契約農家さんの柑橘商品を販売するタイミングで、どうお客様に魅力をお伝えようかな?と思って買ったのがきっかけです。

それで食べたら「柑橘ってこんなに美味しいの!」と感動して、仕事で始めたことが、趣味みたいになっちゃって…

 ――え?自腹買いなんですか?
そうですね。最初からぜんぶ自分用に買っています。美味しいので、買うのも楽しみなんですよ。

 ――実際に食べ比べてみて、どうでしたか?
もともと柑橘で一番美味しいのは「デコポン」だと思っていました。実はデコポンは特定の地域の呼び方で、本来は「不知火(しらぬい)」っていうのも知らないレベルでした。

でも実際に食べ比べをしてみると、味や食感・香りも色々だ!と気がついたり、産地や農家さんによっても違うなって、わかるようになってきました。ただ、めっちゃ食べてたら、皮むくのが面倒くさい(笑)

――ああ、むきにくい柑橘って、買うの考えちゃう…
そうなんですよ。でもいろんな方がむいているのをググって、いろいろ試してみたら、逆にむくこと自体が楽しくなってきました。

――むくと楽しい柑橘は?
文旦や甘夏は硬めでむきにくいけれど、綺麗にむけるとすっごい達成感がありますね!あとは、力が必要だったりむくのが面倒なタイプほど、むいてるときの皮の香りがとっても良かったり、むいた後の手もいい匂いが残ります。

――むき方にコツは?
「みかんむき」と「りんごむき」と「映えむき」をお試しください!私が勝手に名付けました(笑)

 <みかんむき甘夏など皮が硬いものにおすすめ
【1】ヘタを上にして、ヘタの周りを、実をギリギリ傷つけない深さで横に切り落とす
【2】ヘタがあったところからお尻に向かって放射状に包丁で中の身を傷つけない程度に何か所か切れ込みを入れる
【3】ヘタのあった部分から指を入れて、みかんをむく要領で向いていく

 <りんごむきオレンジ系にすすめ
【1】ヘタ・お尻部分を切り落とし、りんごを剥く要領で皮をむく。その時に、実にギリギリ到達するところまで切ってしまう。
【2】実と実の間の白い袋のライン(みかんの袋の部分ね)にそって包丁を入れ、実を1個ずつ取り出す

<映えむき>★文旦や八朔など皮が硬くサイズの大きいものにおすすめ
【1】実を傷つけない深さで、赤道に相当する位置の全周に切り込みを入れる
【2】切り込みに親指またはスプーンをぐっと差し込んで、皮を傷つけないように中身をはがし、皮はとっておく
【3】薄皮を1房ずつはがし、【2】で残ったおわん型の皮にかわいく盛り付ける

――プロですね!柑橘はどんな時に食べますか?
シーズン中(10月末~4月)は朝、おやつ、夜に食べます。1日2個は食べていますね。終盤のカラマンダリンが終わると、もう食べられないんだ…と寂しくなりました。それで今年の冬を心待ちにしていたんです。

――今シーズンの柑橘は?
もうきています!石地(いしじ)という温州みかんで、しっかり甘いけれど食べやすいので、1日4~5個くらい食べちゃいます。

ふじやファームの有機「紅八朔(べにはっさく)」

第1位:ふじやファームの「紅八朔(べにはっさく)」

柑橘おすすめ5選の一つ目はふじやファームの「紅八朔(べにはっさく)」です。

★★★★★酸味
★★★★甘み
★★★香り
★★★粒感
★★食べやすさ
★★★★写真映え(皮をむく)

噛むと口の中で天然のオレンジジュース!驚きのジューシーさと味の濃さが際立ちます。

はっさくと聞くと、ちょっとパサパサしていて、苦みも強めだしあんまり好みじゃないな、と思っていませんか・・・?正直私は思っていました。

でも、ふじやファームさんの紅八朔は全く別物です!パサパサな今まで食べていた八朔のイメージはまず捨ててください。ジューシーさが全く違います。

ふじやファームさんの栽培技術&一番おいしい旬の時期にきちっと収穫しているので、味が濃くて、特有の苦みもありますが、それ以上に甘さが最後に口の中で残るような美味しい紅八朔です!!全く別物のようにぷりぷりで満足感のあるはっさくに出会えますよ。

ただし皮は、かなり分厚いです。手で頑張ってむこうとしてもなかなか厳しいです。でも先に紹介した<みかんむき>や<映えむき>で綺麗にむけば、残った皮を利用してママレードやジャムにも活用できますよ。

ふじやファームの「ゴールデン文旦」

第3位:ふじやファームの「ゴールデン文旦」

柑橘おすすめ5選の二つ目はふじやファームの「ゴールデン文旦」です。

★★★★酸味
★★★甘み
★★★★★香り
★★★★粒感
★食べやすさ
★★★★写真映え(皮をむいてツヤツヤ。ギフトにも。)

何と言っても、ゴールデン文旦の押しポイントは香りと食感です!剥き始めからしっかり柑橘なのにバニラっぽい甘さもある豊かで上品な香りが広がります。まさに天然の香水です。爽やかな酸味で、シャクシャクとした食感が楽しめます。

ゴールデン文旦は、「大橘(おおたちばな)」という柑橘の品種だそうで、大崎上島での愛称なのだそうです。熊本の「パール柑」や鹿児島の「サワーポメロ」も愛称で、同じ大橘の仲間なんだとか!

ふじやファームの「不知火(しらぬい)」

第4位:ふじやファームの「不知火(しらぬい)」

柑橘おすすめ5選の三つ目はふじやファームの「不知火(しらぬい)」です。

★★酸味
★★★★★甘み
★★★香り
★★★粒感
★★★★たべやすさ
★★★写真映え(むかない方がかわいい)

とにかく果肉の弾力が凄くて驚きました!口から果汁が飛び出ないようにご注意ください(笑)
柑橘にも歯応えが楽しめるものがあるんだ!これが鮮度バツグンということなんですね!とテンションが上がりました。

最初はしっかりとした酸味、その次に甘みがどっと口の中に広がります。味の濃いオレンジジュースを飲んでいる感覚で、1人1個余裕で食べれちゃいますよ。

手でむけますし、薄皮も食べられるので、見た目のごつさとは裏腹に食べやすいです!

順ちゃん農園の「甘平(かんぺい)」

第5位:順ちゃん農園の「甘平(かんぺい)」

柑橘おすすめ5選の四つ目は順ちゃん農園の「甘平(かんぺい)」です。

★酸味
★★★★★甘み
★香り
★★★★★粒感
★★★★★食べやすさ
★★写真映え(薄皮をむかずに食べる)

とにかく甘さが押し!大粒のプチプチ果実がはちきれるように詰まっていて、粒感もしっかり楽しめます。形が平べったい品種なんだよ、と聞いてはいたんですが、予想以上に平べったくてびっくりしました。こんなぺちゃんこなのに美味しいなんて不思議です(笑)

農音の「甘夏」

第2位:農音の「甘夏」

柑橘おすすめ5選の五つ目は農音の「甘夏」です。

★★★酸味
★★★甘み
★★★★香り
★★★★★粒感
★★たべやすさ
★★★★★写真映え(皮をむく)ぷりぷり

酸味と甘みのバランスがとれていてさっぱりしているので、いくつも食べたくなる病みつきになる爽やかな味です。

ぷりぷりとしてる粒が口の中でほどけると同時に、噛むとはじけます。薄皮が甘夏特有の苦味を含むので、苦手な方は薄皮を取ってから食べてみてください!

これからも楽天ファームは、お子様から健康に配慮される方まで安全・安心にお召し上がりいただける商品をお届けできるよう、日々つとめてまいります。新しい柑橘農家さんとのご縁ができましたら、またご紹介をしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

  • この記事の情報は掲載開始日時点のものとなります。
  • 農作物は、季節や天候などにより状況が変わります。
  • 掲載内容は予告なく変更されることがありますのでご了承ください。

ライター情報

  • Noumusubi
  • Motty

    農むすび編集長。埼玉県深谷市出身。農家の孫。日テレAD時代、おしゃれカンケイを担当。農家さんの人となりをドラマチックに伝えたいと取材記事を書きはじめた。好きな農作物はメロン。農業は自然の恵みあってのもの。神社のお祭りで五穀豊穣を祈るのも、大切にしたいと思っている。

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