ダイコンハムシ(成虫)
ダイコンハムシ(大根葉虫)、読んで字ごとく大根、蕪、キャベツ、小松菜などのアブラナ科の野菜全般の葉を食害する主要害虫。成虫は気温が20℃以下になると活動を始めるため、春は4月~5月に発生し、夏の間は休眠し、9月~12月にまた再発生するという変わり種の害虫。成虫の寿命は長く、成虫のまま越冬し500日は生存すると言われている。寿命の長さと、非常に多い産卵数、成長の早さなどが相まって、非常に繁殖力が強い。刺激を受けると身を縮めてポロポロ落ちる習性があるため、手で捕獲しにくく、有機無農薬の野菜栽培では最大の難敵になる害虫。